秋田県産ラズベリーの生産体制の確立と産地ブランド化に向けて協定を締結しました

秋田県立大学 × ㈱ゆう幸「くら吉」 × キイチゴ生産者

 令和4年10月18日(火)、秋田県が生産量日本一を誇る県産ラズベリーの生産体制の確立と産地ブランド化に向けて、菓子ブランド「くら吉」を展開する㈱ゆう幸、及びラズベリー生産者と連携協定を締結しました。
 
 ㈱ゆう幸「くら吉」では、秋田県産ラズベリーを使用した菓子「プレミアムラズベリーウィッチ」等を東京都内の百貨店で販売しておりますが、10月に開業した阪急阪神百貨店の旗艦店、阪急うめだ本店(大阪市)などで、ゆう幸が開発したスイーツの新商品の販売をスタートしており、今後、国内のみならず世界も視野に販路開拓を目指します。 

 本学アグリイノベーション教育研究センターでは、今西 弘幸 准教授を中心に長年、五城目町キイチゴ研究会をはじめとする生産者の協力のもと、ラズベリー栽培の実証研究や、ラズベリーの市場拡大による農業所得の向上に取り組んでおり、本協定を契機に、生産者への栽培指導や産地化に向けた指導・助言を一層強化し、プロジェクトを推進することにしております。

 なお、本協定に基づき、生産者は一定の品質を保持するためのマニュアルに沿って、登録した圃場で高品質のラズベリーを生産し(今年出荷するラズベリーは約200kg。5年後には1,000kgを目標とする)、ゆう幸は登録した圃場で栽培したラズベリー全量を市場価格より高く買い取ることで、生産者が安定して栽培できる環境を整え、付加価値が高いお菓子を開発・販売します。
 

 

くら吉の上質スイーツを試食する小林学長 絶品です!

「くら吉」を展開する㈱ゆう幸 佐々木 幸生 社長

アグリイノベーション教育研究センター 今西 弘幸 准教授

五城目町キイチゴ研究会 佐々木雄幸さん

アグリビジネス学科 林 芙俊 准教授

みちのく小京都角館に店舗を構える「くら吉」

秋田発高級菓子ブランド!!

県産ラズベリー使用「プレミアムラズベリーウィッチ」

五城目町生産者さんのハウスの様子

洋菓子に鮮やかな彩りを添えるラズベリー