【県産ラズベリー】農商工等連携事業計画認定式が開催されました
秋田県立大学 × ㈱ゆう幸 & くら吉 × キイチゴ生産者
この度、秋田県が生産量日本一を誇る県産ラズベリーを使った菓子開発による国内外市場、ラズベリー生産体制確立と産地ブランド化を推進する計画が、東北経済産業局及び東北農政局の農商工等連携事業に認定され、2月10日(木)、ルポールみずほにて認定式が開催されました。
菓子ブランド「くら吉」を展開する㈱ゆう幸では、秋田県産ラズベリーを使用した菓子「プレミアムラズベリーウィッチ」を東京都内の百貨店で販売しており、今後は新たに寒天菓子やどら焼き、大福、ゼリーなどを製造・販売し、国内のみならず国外も視野に販路開拓を目指します。
本学アグリイノベーション教育研究センターでも今西 弘幸 准教授を中心に、五城目町キイチゴ研究会をはじめとする生産者の協力のもと、長年ラズベリーの消費拡大や市場拡大による農業所得の向上に取り組んでおり、本事業認定により、生産者への栽培指導や産地化に向けた助言を行い、プロジェクトを推進することにしております。
菓子に使用するラズベリーは㈱ゆう幸の登録圃場で栽培することとしており、五城目町キイチゴ研究会の佐々木雄幸さんが登録農家の第一号となりました。 今後は、本学が運営する「あきたキイチゴ利活用研究会」などを通じて登録農家の参画を広く呼びかけ、労働生産性の高い高品質なラズベリーの生産を目指します。
事業名
「高付加価値なラズベリー菓子開発による「WA・GA・SHI」の国内外市場開拓と、その実現に向けて取り組む“高質秋田産ラズベリー”の生産体制確立及び産地ブランド化推進事業」農商工等連携事業
東北経済産業局及び東北農政局の事業で、中小企業の経営の向上及び農林漁業経営の改善を図るため、中小企業者と農林漁業者が有機的に連携し、それぞれの経営資源を有効に活用し、新商品の開発、生産若しくは需要の開拓等を行うもので、認定を受けた事業者は、専門家によるアドバイスなどのほか、中小企業信用保険法の特例、政府系金融機関の低利融資等の支援策を受けることができる。今回の認定により東北地域で80件の認定(うち秋田県の計画は13件)。
「くら吉」を展開する㈱ゆう幸 佐々木 幸生 社長
(左)五城目町キイチゴ研究会 佐々木雄幸さん
アグリイノベーション教育研究センター 今西 弘幸 准教授
秋田県の計画認定は13件目
県産ラズベリー使用「プレミアムラズベリーウィッチ」
みちのく小京都角館に店舗を構える「くら吉」
秋田発高級菓子ブランド!!
秋田県産の素材を活かした菓子作りを行なっています
五城目町生産者さんのハウスの様子
洋菓子に鮮やかな彩りを添えるラズベリー