「国連生物多様性の10年日本委員会」連携事業に認定されました

「国連生物多様性の10年日本委員会」連携事業に認定されました

 

 

 このたび、生物資源科学部アグリビジネス学科生産環境プロジェクトの取組が、「国連生物多様性の10年日本委員会(略称:UNDB-J)」の第9弾連携事業に認定されました。10月20日に岐阜県で開催された、第6回生物多様性全国ミーティングの中で認定連携事業の表彰式が行われ、代表の学生に認定証が授与されました。

 

 UNDB-Jの認定連携事業とは、生物多様性の復元と持続的な地域づくりを積極的に進めることを目標にした取り組みですが、大学の正規プログラムが認定されるのは初めてとなります。

 

 アグリビジネス学科生産環境プロジェクトは、農業農村地域の持続的発展と多面的機能の向上の両立を目指した学びと研究の中で、ラムサール・ネットワーク日本が主催する「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」の取組に参加しています。これまで、乾田化や大区画化された水田にビオトープゾーンやドジョウ魚道を提案・設置したり、湧水水田地域の希少種トミヨ属雄物型の生息環境調査を実施し、農家や地域とともに水田の生物多様性の回復と向上に取組んできました。今回の認定は、このような地域における連携・協働の取組が評価されたものです。

 

 なお、UNDB-J及びUNDB-Jの認定連携事業については、UNDB-Jのウェブサイト(http://undb.jp/)も御参照ください。

 

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 【表彰式の様子】

 

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 【生産環境プロジェクトの活動の様子】