本学教員等の研究成果が日本農業新聞に掲載されました

 生物資源科学部の藤 晋一 教授(生物生産科学科)、大学院・生物資源科学研究科の伊賀 優実さん(生物資源科学専攻2年)をはじめとした植物保護研究室と、株式会社 Local Power( 寺田 耕也 代表取締役社長)らの研究グループの研究成果が、令和3年12月15日付けの日本農業新聞に掲載されました。

 藤教授らの研究グループは、水稲の種子消毒に、病院などで除菌に使われる「弱酸性次亜塩素酸水」が、一般的な「次亜塩素酸水」より有効塩素濃度が高く、苗いもちなど種子伝染する5病害を抑える効果があることを立証しました。特定農薬として実用化されれば、種子消毒農薬の削減に繋がります。

 水稲種子消毒に「弱酸性次亜塩素酸水」いもちなど5病害に有効 (日本農業新聞電子版にリンク)
 


もみ枯細菌病にかかった種もみを、
弱酸性次亜塩素酸水で処理した区(左)と無処理区(右)


藤 晋一 教授と伊賀 優実さん