本学教員が令和3年度秋田わか杉科学技術奨励賞を受賞しました

 このたび、令和3年度秋田わか杉科学技術奨励賞の受賞者が決定され、本学生物資源科学部生物生産科学科の 増田 寛志 助教 が受賞しました。

 本賞は、秋田県の若手研究者の研究開発意欲を高め、優れた研究者が持続的に輩出される環境を整備し、新産業・新技術の創出につなげることを目的に、平成19年度に秋田県によって創設されたものです。

★研究テーマ:「鉄・亜鉛栄養価を高めた、健康に良いイネの新品種の開発」
★研究概要:
 国内では多くの人が、鉄欠乏貧血症や亜鉛欠乏症を患っている。主食であるコメの鉄分や亜鉛の栄養価を高めることで、これらの予防・改善への貢献が期待される。これまで遺伝子導入や変異処理により、イネの鉄・亜鉛栄養価を高める研究を進めてきたが、現在では鉄・亜鉛栄養価の高いイネの新系統を「あきたこまちR」や県育成系統等と交配し、秋田県内向けの新品種の育成を秋田県農業試験場と共同で取り組んでいる。
 


蒔田 明史 生物資源科学部長と記念撮影

研究概要についてプレゼン

 秋田の新しいブランド米の創出に向けて、秋田県農業試験場と共同研究に取り組んでいます。

   本件は11月26日付の秋田魁新聞にも掲載されました。