本学大学院生が「電気学会優秀論文発表賞」を受賞しました
本学大学院システム科学技術研究科共同ライフサイクルデザイン工学専攻2年の加納亘さんが、平成31年3月12日~14日に、北海道科学大学で行われた「平成31年電気学会全国大会」において、「優秀論文発表賞」を授与されました。電気学会では、若手技術者(35歳程度以下)が、電気学会の全国大会・部門大会・連合大会・研究会において、電気に関する学術・技術の発展向上を担うに相応しい、質の高い論文を発表したことに対し、栄誉を与える学術振興助成優秀論文発表賞を設けており、この度、加納亘さんの発表論文がセッション座長推薦、論文委員会での投票を経て、平成31年全国大会委員会において受賞論文の1つに選定されました。
★発表タイトルと著者
「水蒸気混入による大気圧Arプラズマの特性変化」
“Characteristic Changes of Ar Atmospheric Pressure Arc Plasma Caused by Water Vapor Mixture”
加納亘、杉本尚哉
★研究概要
本学が長年取り組んできた、大気圧アークプラズマを交流磁場で高速振動させる「磁気駆動アーク」の技術を、有害廃棄物処理のような化学的分野にも応用することを目指し研究を行った。本研究では、プラズマ発生ガスであるアルゴンガスに、水蒸気を混入させた際に引き起こされるアークプラズマの変化を、電力や発光の特性の面から調べた。
受賞した加納亘さん
表彰状
副賞のメダル(表)
副賞のメダル(裏)
★受賞者からのコメント
この度は、栄えある優秀論文発表賞を頂いたことを大変光栄に思います。
この賞を受賞することができたのも、杉本尚哉先生をはじめとする、多くの先生方と友人達の助けがあったからこそだと思います。
これからも、この大学で学んできた多くのことを糧にして、日々邁進していきたいと思います。