秋田市役所の環境・設備計画において「空気調和・衛生工学会賞技術賞」を受賞しました

 平成28年5月に竣工した秋田市新庁舎は、東日本震災後以降に計画された環境に配慮された大規模市庁舎であり、本庁舎の竣工後から建物性能や室内環境等の評価・検証を行ってきた本学のシステム科学技術学部 建築環境システム学科の教員と設計・監理・施工を担当した各社が、空気調和・衛生工学会の「第57回空気調和・衛生工学会賞の技術賞(建築設備部門)」を受賞しました。

 本庁舎のコンセプトである「地球にやさしい庁舎」を実現するために、本学の研究グループとともに本庁舎の評価・検証以外に設計・監理・施工に携わった(株)日本設計をはじめとする各施工会社が協力し、竣工後から約2年半にわたって長期間の実測調査を行い、寒冷地の庁舎建築として貴重な学術データを得ることが出来ました。受賞業績は以下のとおりでした。

[部 門] 技術賞 建築設備部門
[業績名] 秋田市新庁舎における環境・設備計画
[受賞者] ㈱日本設計、清水建設㈱東北支店、新菱冷熱工業㈱東北支社、三協立山㈱三協アルミ社
秋田県立大学 長谷川 兼一教授、竹内 仁哉助教、松本 真一教授