本学学生が「美しい炎」写真展で受賞しました

 日本燃焼学会「美しい炎」の写真展において、システム科学技術学研究科機械知能システム専攻1年の渡邊悠介さんの作品が優秀作品賞を受賞しました。

作品タイトル:ほうき星(Broom star)
説明:実験試料であるマグネシウムリボンの燃焼の様子を撮影したものです。マグネシウムは激しい発光と共に燃焼してしまう金属です。そのため、撮影には光量を1/400に減光するND400フィルターを用い撮影致しました。着火したマグネシウムリボンは、下端から勢いよく燃え拡がる。その様子はまさに、隕石の大気圏突入を表しているかのようです。

◆受賞者のコメント◆
 マグネシウムは軽量かつ強度が得やすい金属として知られており、現在ではノートパソコンなど電子機器の筐体に用いられております。しかし、問題点としてマグネシウムは燃焼しやすい金属という特性があります。私は火災安全・防災に関してマグネシウムの燃焼における火炎構造を調べることを目的として研究を行っております。
 燃焼学会主催の「美しい炎」の写真展、優秀賞を頂くことができ、大変うれしく思います。自身の研究に関する表彰ということもあり、良い経験ができました。今回の受賞にあたり、研究活動を指導してくださいました鶴田先生、大徳先生に感謝申し上げます。また、実験において多大なサポートをしていただいた熱科学研究室の皆様にも感謝しています。この受賞を糧に、今後の研究活動の糧にしていきたいと思います。

 日本燃焼学会のHPはこちら(外部リンク)
 


ほうき星(Broom star)