本学学生が日本農芸化学会で「学会トピックス賞」を受賞しました!

 3月24〜27日、東京農業大学世田谷キャンパスで行われた「2019年度日本農芸化学会大会」において、生物資源科学部応用生物科学科4年(現大学院生物資源科学研究科1年)の國久葉月さん(指導教員:応用生物科学科 水野幸一准教授)が学会トピックス賞を受賞しました。

 日本農芸化学会はバイオサイエンス・バイオテクノロジーを中心とする多彩な領域の研究者、技術者、学生等約1万人によって構成される国内最大規模の学会です。年1回行われる大会で選出されるトピックス賞は、今年度の一般講演演題1676件から選ばれた優秀発表演題200題の中から、さらに学術的あるいは社会的インパクトのある発表が選出され、今年は29題が選ばれました。

★講演演題★
「コーヒー原種Coffea stenophylla、C. millotii、C. pseudozanguebariaeからの
 カフェイン生合成系酵素遺伝子の単離と機能解析」
 國久 葉月、高木 駿、倉田 陸朗、Valérie Poncet、Alexandre de Kochko、水野 幸一
 
 本研究は、コーヒーがどのようにしてカフェインを合成する能力を獲得したのか、遺伝子の進化を調べることから解明しようとするものです。
 ◯詳しい研究内容は、植物機能科学グループ/水野研究室のウェブサイトをご覧ください。
 ◯日本農芸化学会ウェブサイト
  
★國久葉月さんの受賞コメント★
この度は日本農芸化学会においてトピックス賞という栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。熱心にご指導くださった水野先生や先輩方にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。今後もより良い成果を残せるよう研究に励んでいきたいと思います。


受賞した國久葉月さん


指導教員の水野先生と

國久さんは、県大発の日本酒醸造「究プロジェクト」の代表としても活躍されました。
※詳細は、以下をご覧ください。
『純米吟醸酒「究(きわむ)」がお披露目されました(3月22日掲載)』