視覚障害者用「スマート電子白杖」の体験会が開催されます

視覚障害者用「スマート電子白杖」の体験会が開催されます
     ~秋田県立大学研究開発
「軽量・高機能・安価」障害物検知ハイブリッド杖~
 

 

システム科学技術学部岡安准教授の研究による「スマート電子白杖」(視覚障害者が使用している本来の白杖機能に加えて、最新のIT技術を活用し、より高機能を付加したデザイン性に優れたもの。より安全・安心で使いやすい支援器材を目指したもの)(商標登録準備中)の技術を商品化すべく秋田精工(株)(社長須田精一)殿と協力し鋭意研究開発して参りました。
これまで岡安准教授の研究とその研究の動機は注目されてきましたがこの度量産完成し来る5月19日から21日に秋田市にて開催される第63回全国盲人福祉大会(約1500名の参加者)において「電子白杖」の体験会を行いたい、ついては協力を賜りたいとの依頼状を主催者様から頂きました。
幸いにして現在までサンプルの電子白杖を視覚障害者の方々に試用してもらった結果、高い評価を得ており、本体験会では広く視覚障害者の方々にPRし電子白杖の良さについて認識していただき、福祉の向上に努めたいと考えております。
この研究は岡安准教授の「困っている人を支援したい」との思いからスタートしておりますが、一方、本大会を契機に、秋田の企業・大学・関係者が一致協力して福祉事業に取り組んでいる姿勢を、広く多くの方々に発信していきたいと思っております。

 

▼大会開催概況は以下の通りです。
日時:5月20日(木)午後1時から5時

場所:秋田駅前アゴラ広場(秋田市中通り2丁目)

 

日時:5月21日(金)正午から3時

場所:秋田県民会館

主催:社会福祉法人 日本盲人会連合
   社団法人秋田県視覚障害者福祉協議会

 

参考資料

「スマート電子白杖」研究開発の状況について ~秋田発福祉器材の商品化に向けて~ [pdf]】