第1回大東建託賃貸住宅コンペで入選!

第1回大東建託賃貸住宅コンペで入選!
―建築環境システム学専攻・建築環境システム学科―

 

 

このほど、第1回大東建託賃貸住宅コンペ「風景を作る賃貸住宅」の審査結果が発表され、応募総数483点(応募登録1,198件)の中から、建築環境システム学専攻1年・野澤翔太さん、建築環境システム学科3年・皆川将太さん、同3年・服部雄介さんの作品「都市を想う空隙」が入選(8点)に選ばれました。表彰式は2月2日に東京国際フォーラムで行われました。

 

3人の作品「都市を想う空隙」は、“都市への意識”に着目した作品です。住宅を外から“見える空間”と“見えない空間”にはっきり分けることで、住民は都市からの視線を意識します。その空間を少しだけ整えようとする住居者の意識の変化が“見える空間”から垣間見え、居住者の暮らしぶりが都市の風景となっていく、というアイデアを提案しました。“見える空間”はドアの幅や、会話環とよばれる直径3mの円などを基に設定し、外からの視線を意識しつつも無理のない暮らしができるように工夫しました。

 

「多くの時間を割いて検討を重ねたので、アイデアは悪くなかった。逆に、詰めの部分やレイアウトに関しては十分な検討ができないうちに作品提出期限を迎えてしまったので、提案意図が審査員にうまく伝わるのか不安もあった」と野澤さん。入選の報を聞いて、喜び以上に大変驚いたということです。
皆川さんと服部さんは、「自分の建築に対するこれからの生き方について深く考え直すいい機会をもらえたと思っている。今後も常に向上心を忘れず頑張りたい(皆川さん)」「今回の受賞は僕らがこれから建築を学ぶ上で大きな糧になったので、自惚れることなくこれからも精進していきたい(服部さん)」とそれぞれ今後の抱負を語りました。

 

 

応募作品「都市を想う空隙」の模型(一部)
左から 服部さん、皆川さん、野澤さん

応募作品「都市を想う空隙」(一部)

左から 服部さん、皆川さん、野澤さん