地域企業改善支援演習報告会を実施しました

地域企業改善支援演習報告会を実施しました
―経営システム工学科―

 


経営システム工学科・3年後期の必修科目「経営情報システム演習」では、由利本荘市商工会様の協力のもと、地域企業に対して改善支援提案活動を行っています。

1月24日には、4ヶ月間の活動の総まとめとして「地域企業改善支援演習報告会」を学内で実施し、12班・44名の学生が活動の成果を報告しました。

 

 この支援事業は今年で4年目を迎え、今年からは製造・加工業を営む企業様への改善支援提案も新しく始まりました。学生らは、訪問した企業と相談しながら新規顧客獲得・新商品開発・生産性向上などのテーマを設定し、その課題解決に取り組みました。

報告会では、各班が3C分析(市場:Customer、競合:Competitor、自社:Company)、SWOT分析(強み:Strength、弱み:Weakness、機会:Opportunity、脅威:Threat)などから活動方針を導き出し、アンケート調査やインシデントレポートを分析して課題解決の糸口を探っていったことが報告されました。

報告会の最後には、商工会の岡部守様から「企業主様からは『学生らしい率直な意見が新鮮だった』『一生懸命取ってもらったアンケートが参考になった』という感想をいただいている。演習を通して、企業主様と信頼関係を築くことの大切さを感じたのではないか」との講評をいただきました。

 

最後に、学生に学習の機会を提供してくださり、また暖かく指導・支援してくださった由利本荘市商工会様と各企業主様に、心から御礼申し上げます。

 

 

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報告を聞く学生たち