ヒマラヤプロジェクト 今年もネパールへ!

ヒマラヤプロジェクト 今年もネパールへ!

―活動レポートがJICAグローバル教育コンクールで佳作を獲得―

 

 

学生サークル「ヒマラヤプロジェクト」の1・2年生メンバー8名(1年生5名、2年生3名)と教員1名が、今年も2月18日から3月20日までの日程でネパールに遠征し、現地の村に太陽光発電システムを設置します。

 

ヒマラヤプロジェクトは、学生が大学で学んだ知識や技能を世界で役立てるため、2001年から始まった活動です。これまでネパール各地の山村を訪れ、寺院や小学校、診療所などに太陽光発電照明システムを設置したほか、その増設やメンテナンスも行ってきました。2007年と2008年にはモンゴルにも出向き、太陽光発電による誘蛾灯を設置したこともあります。活動は太陽光発電装置の設置にとどまらず、2009年からは(株)クラレ様と協力して文房具や寄付された中古ランドセルを村に届ける活動も同時に行っています。
ヒマラヤプロジェクトの継続的な活動は学外でも高く評価され、JICA主催の「グローバル教育コンクール2012」国際協力レポート部門では、活動をまとめた報告レポートが佳作に選ばれました。

 

ヒマラヤプロジェクトは総勢20名を超えるサークルですが、ネパールに遠征するのは毎年主に1年生と2年生の選抜メンバーです。今年も学生メンバー8人中6人が初めてのヒマラヤ登山となります。出発を間近に控え、リーダーを務める佐々木悦紀さん(電子情報システム学科2年)は、「標高5000mを超える登山はヒマラヤプロジェクト史上初。まずは全員が無事に山を登ること、そしてシステムを不備なく設置し現地の人に喜んでもらうことを目標としたいです。また、私自身は昨年に続き2度目のヒマラヤ登山となるので、リーダーとして全体に目を配りつつ、更に新たな発見をしてきたいと思います」と語りました。

 

 

2013-02-19himalaya.jpg

ヒマラヤプロジェクトメンバー

JICA「グローバル教育コンクール2012」の賞状を手に撮影