秋田の住宅コンクールで知事賞を受賞!!

  秋田の住宅コンクールで知事賞を受賞!!

 

建築環境システム学科

建築計画学グループ 4年 長谷川茉莉

 

 

21回秋田の住宅コンクール(秋田県、秋田県建築設計事務所主催)において、最優秀賞の県知事賞を受賞しました。1013日、14日に受賞作品がさきがけハウジングパーク(秋田市横森)に展示され、表彰式も行われました。

 

建築を学んでいる専門学校・短大・大学生を対象とした学生部門Bでは「街に住もう!」をテーマに秋田の四季を通じて快適な「秋田の住宅」を図面、パース、模型、文章等で表現した作品が募集され、県内外から50点の応募がありました。

 

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 表彰式会場にて

 最優秀賞作品「庭と縁側のある家」

 

●受賞作品について

テーマが「店舗併用住宅」でしたので、今回の作品では店舗部分を「書店」にしました。店舗部分を広い車道に面して配置し、住宅部分は狭い道路に面して配置しました。

店舗の壁にはすべて本棚を組み込ませました。道路に面した開口部を大きく取り、道路から内部の様子を見えやすくし、一目で書店と分かるようにしました。

店舗と住宅の間には庭を配置しましたが、開口部を通して視線が通い合うようにしました。住宅部分は、日本の伝統的な住宅のように部屋と部屋を仕切る扉を可動式にし、自然通風による換気や、冷気・暖気を取り込む工夫をしました。

 

●苦労したところは

設定が自由な店舗の業種を決定するのに一番苦労しました。独創的で、誰も設定しないだろうということと、表現しやすそうな点で最終的に「書店」を選びました。

 

●受賞して・・・

受賞すると思っていなかったので、うれしいです。講評では、今回の受賞に至ったのは、他の作品は店舗重視のものが多かったのに対して、私の作品は住宅部分もよく考えられていたからだと聞きました。しかし、展示されていた他の作品には、個性的な様々な発想の作品が多かったです。これを機会にまた多くのコンペティションに挑戦していきたいと思いました。

 

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 左は優秀賞の植木清剛さん(4年)

 植木清剛さん優秀賞作品「sandwich house