トカラ列島の群発地震~巨大地震とは無関係、諏訪之瀬島の噴火が鍵~
生物資源科学部生物環境科学科の小西智一准教授[基礎生命科学研究グループ/植物分子生理学]の研究成果がGeoHazards誌に掲載されました。小西准教授は、トカラ列島で発生した群発地震の地震間隔とマグニチュードを分析しました。長期間続いたこの群発地震は、2011年3月11日に発生した東日本大震災とは異なり、南海トラフ巨大地震の前兆とは無関係で、諏訪之瀬島の噴火に伴うマグマの移動が原因であると考えられることを示しました。
成果掲載誌
掲載誌国際学術誌 GeoHazards誌
タイトル
Earthquake Swarm Activity in the Tokara Islands (2025): Statistical Analysis Indicates Low Probability of Major Seismic Event
著者
Tomokazu Konishi
DOI
https://doi.org/10.3390/geohazards6030052