本学教員の共同研究の成果が秋田魁新報に掲載されました
令和4年3月15日(火)付けの秋田魁新報に、木材高度加工研究所の足立 幸司 准教授(専門:木材加工学)らの研究グループの研究活動の成果が取り上げられました。足立准教授は、能代市の建具製造・株式会社 コシヤマ (腰山真司社長)らと共同で、秋田杉製玄関ドアの開発に取り組みました。
秋田杉の軟らかく傷つきやすいため玄関ドアには不向きとされる特徴に対し、木高研が持つ特殊なプレス機で木材を強く圧縮し密度を高める「圧密加工」の技術を活用することで強度アップを実現、木目美しく防火性能備える秋田杉製玄関ドアの開発に成功しました。
開発した秋田杉製玄関ドア「REFORT(リフォート)」
ドアは縦222cm、横99cmセンチ、厚さ5.6cm。耐久性は未加工の秋田杉の約2倍、天候や気温による劣化に耐える「耐候性」を従来製品の2倍以上にアップしました。
★秋田魁新報電子版にリンク(令和4年3月15日)
『秋田杉製玄関ドア開発、木目美しく防火性能備える』
株式会社コシヤマ 公式You Tube