「セルロースナノファイバー技術を利⽤した内装建材の開発」がNEDOの助成事業に採択されました

 この度、木材高度加工研究所の山内 秀文 教授と足立 幸司 准教授が参画する『セルロースナノファイバー(CNF)を利用した住宅・非住宅用内装建材の開発』が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した助成事業「炭素循環社会に貢献するセルロースナノファイバー(CNF)関連技術開発」に採択されました。

 木材高度加工研究所は、事業代表者の大建工業株式会社、共同提案者の利昌工業株式会社と共同研究を行い、CNFを主成分とした軽量・高強度のCNF成形体を用い、高品質・高付加価値の内装建材の開発や実証評価を行うこととしております。

 セルロースナノファイバー(CNF)の新規市場開拓に向けて企業との連携が推進される中で、セルロースナノファイバー(CNF)は素材として未知の部分が多く、大学研究機関の果たすべき役割が多いことが、「環境省・NCV(ナノ・セルロース・ビークル)プロジェクト」を通じて実感されました。

 本事業では、CNFの特性解明や要素技術に関する基礎研究を大学が担うことで、内装建材をターゲットとした新規用途開拓に貢献することが期待されます。

★セルロースナノファイバー(CNF)製のコンセプトカーについて【続報】
 木材高度加工研究所が参画した「環境省・NCV(ナノ・セルロース・ビークル)プロジェクト」で試作し、「第46回東京モーターショー2019」で展示・公開されたナノ・セルロース使用部品を組み込んだコンセプトカーについて、この技術を用いて既存車を軽量化した場合、約10%の燃費改善効果があることが試算により確認されました。試験走行では中速 60 km/h~高速(直線部)100km/hで計150kmを不具合なく快調に走行しました。

※詳細は、以下をご覧ください。
<NCV プロジェクト>
 CNF 活用による自動車の燃費改善効果試算結果および コンセプトカーの試験走行について(環境省) 
 


ボンネットに塗装した100%CNF開発品


試験走行の様子