本学教員が木質材料・木質構造技術研究基金賞 第二部門(大熊幹章賞)を受賞しました

 木材高度加工研究所の足立 幸司 准教授が、「第19回木質材料・木質構造技術研究基金賞:第二部門(大熊幹章賞)」を受賞しました。

★研究テーマ 『国産広葉樹の利用開発に関する研究』
 足立准教授は、Journal of Timber Engineeringに寄稿した、「国産広葉樹材を活かす その1.国産広葉樹材の利用背景とこれから(2015年)」および「国産広葉樹材を活かす その2.国産広葉樹材を使う取組み(2015年)」などの研究業績や、新しい広葉樹の利用・開発とその実用化への活動などが高く評価されました。

 本賞の成果の一部は、平成25年度 秋田県地域材利用開発事業「地域材家具製品の開発」により実施されたものです。 開発と製品化で協業いただいた秋田県家具工業会と(株)イトーキの関係各位に心より感謝申し上げます。

 木質構造研究会は木材・木質材料・木質構造に関する研究・技術開発の推進を図り、これらの分野の技術の正しい理解と発展・普及を目的とした研究者・技術者による会です。今回、足立准教授が受賞した大熊幹章賞は、木質構造研究会会員の中から将来性のある技術開発や実用化での成果が現れている業績を高く評価する者に贈られる賞です。
 


木材高度加工研究所
足立 幸司 准教授


足立准教授が(株)イトーキと製品化した
バネバネの椅子「クルビス」