ジョブシャドウイング実施報告 ( 伊藤建設工業株式会社 )
令和元年8月22日(木)、伊藤建設工業株式会社(横手市大町5番19号)においてジョブシャドウイングを実施しました。同社は創立74年目を迎えた県内有数の総合建設会社で、県内での公共工事を中心とした土木工事や公共施設・民間施設の建築設計施工を行っており、優良工事表彰を数多く受賞しています。参加した学生は、建築環境システム学科2年生1名・1年生1名 でした。【概要】
始めに中村代表取締役社長の経営者講話があり、建設業や国家資格、仕事とやり甲斐、中央企業と地元企業の違いなどについて詳しく教えて頂き、就職は慎重に考えてとのアドバイスがありました。
続いて小野次長から日程や会社概要について説明があり、その後、保育園園舎改築工事の現場に移動しました。現場事務所で高橋建築部長や本学OBの宮﨑さんから工事概要について説明を受け、建物に入って工事の状況を見学しました。
見学後は中村社長、高橋部長等とのランチミーティングを行い、昼食後、ほ場整備の現場に移動しました。急な雨のため、予定していたドローン測量実習は行えませんでしたが、現場事務所でドローンの操作等について教えて頂きました。
会社に戻ってからの意見交換では、1級建築施工管理技士の資格取得などについて質問等がなされ、高橋部長からは将来像を描くようアドバイスがありました。
【学生の声】
○ジョブシャドウイングの感想は?
・今回、伊藤建設工業へのジョブシャドウイングに参加して、実際の現場でしか分からないようなことを知ることができた。建築現場では吹付けウレタンフォームの吹付け場面を見ることができ、多いところは切り落としてしまうこと、土木現場では建築現場よりも天候に左右されることやドローンによる作業効率化を知った。建築の知識だけでなく、機械など他の知識や施工技術など様々なことを学ぶことが大切だと感じた。
○職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは?
・今回のジョブシャドウイングでは、規模の大きい大企業と地元の中小企業、それらに勤める際のメリット・デメリットを学び、実際にそれを経験した方に話を聞くことができた。その上で私は、将来に自分の納得いくような職業選択ができるよう一層大学で知識を吸収し、基礎を固めたいと思った。
○これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは?
・現場や食事の際に感じられた社員同士の距離感の近さから、コミュニケーション能力を養いたいと思った。また、建築の資格は取得が難しいものもあるので、今のうちからある程度の計画を立てて対策したいと思った。
経営者講話
職場観察1
職場観察2
職場観察3
職場観察4
職場観察5
職場観察6
意見交換