ジョブシャドウイングレポート (リコーＩＴソリューションズ株式会社秋田事業所 )
平成３１年２月２１日（木）、リコーＩＴソリューションズ（株）秋田事業所（秋田市大町３－５－１秋田大町ビル）においてジョブシャドウイングを実施しました。同事業所は、リコーグループのソフトウエアの企画、設計、開発を行う同社の全国８事業所の１つで、プリンター・複合機をはじめとした様々なリコー製画像機器の組み込みソフトウェア開発や画像機器を活用するためのソリューション製品開発等を行っています。参加した学生は、システム科学技術学部電子情報システム学科２年生５名、秋田大学教育学部２年生１名の計６名です。【概要】
エンベデッドソリューション事業部の小玉さんから、日程説明に続いて会社概要、新入社員教育プログラム、若手技術力向上の取組等の説明を受け、フロアを見学しました。その後、第３開発部の森田部長より講話があり、学生と社会人の違いや企業の目的等についてお話いただき、「あなたにとって仕事とは何ですか」「仕事を好きになれますか」「仕事にやりがいを感じますか」との部長の問い掛けに、若手社員とともに考えました。最後に部長から、技術革新の早いＩＴ業界において会社が欲しい人材とは、「自ら考え、自分の言葉で語り、自ら行動できる人」であるとの締め括りがありました。
部長や若手社員との賑やかな昼食の後、若手社員５名と学生６名が混ざって２グループに分かれ、アイデアソンに取り組みました。テーマは「理想の職場」「そこで働くのはこんな人達」の２つ。若手社員のリーダーシップのもと活発に意見が出され、グループ発表は学生が行いました。入社２，３年目の若手社員との交流会では、お菓子を食べながらゆったりとした時間を過ごし、学生時代にやっておけば良かったこと、履歴書に書けること、ＳＥに決めた時期、英語の必要性など幅広い内容で質疑応答がなされ、具体的な就活のアドバイスもありました。総体的に若手社員との触れ合う時間が多く、参加した学生も打ち解けて、たいへん満足した時間を過ごしたようです。
【学生の声】
○ジョブシャドウイングの感想は？
･今回ジョブシャドウイングに参加して、企業のことを知ることができたのは勿論であるが、企業の方とお話しすることができたことが良かった。就活に向けて自分がしなければならないことが見えてきて、これからの生活を充実させるための具体的なプランを考える上でとても参考になった。この企業にも興味を持ったので、説明会などにも参加してみたい。
・今回はＳＥの仕事を見学させてもらった。以前はインフラ系のＳＥを見学したが、リコーＩＴは仕事相手が他の企業なので、そこは社風の違いを感じた。そういう視点で他の業種を見ることも大切だと感じた。
・今回のジョブシャドウイングは、今まで以上に収穫があった。就活のコツや情報収集に対しての考え方などを教えられて、とても興味あるものばかりだった。また、おしゃれな売店もあったので、気持ちの良い職場だと思った。
○職業選びや自分が働くことに向けて、感じたことは？
・ＩＴ企業ではあるが、仕事としてＩＴとは関係ないことも行う必要があることを知り、様々な経験を積んでおく必要があると感じた。自分がやりたい職業の知識を身に付けることは勿論であるが、アルバイトやボランティアなどに積極的に参加していきたいという意欲が高まった。
・昨今のトレンドもあって、ライフワークバランスや職場環境を気にする社員の方が多いと感じた。私も関心があるので重視したいと思った。
・今の段階から、今後の就職について本気で考えてみようと思う切っ掛けになった。今までは、就職に対して漠然としたイメージしか持っていなかったが、自分の中で少しイメージがついてきた。
○これからの学習や生活で身につけたいこと、活かしたいことは？
･まず英語についてである。実際に必要であるとおっしゃっていたので、しっかり勉強したい。また、就活における面接に向けて、どうしたら良いかなどを聞くことができたので、それを就活に活かしていきたいと思う。
・学生のうちに、色々なことにチャレンジしていきたいと思った。恐れず積極的に様々なことへ取り組んでいきたい。
・積極的に行動し、自発的にアクションをしたほうが就職に有利であると今回のジョブシャドウイングで学ぶことができたので、もう少し自分から行動を起こしてみようと思った。
