ジョブシャドウイングレポート(株式会社秋田今野商店)

ジョブシャドウイングレポート(株式会社秋田今野商店)

 

 

 平成29年9月11日(月)、株式会社秋田今野商店(大仙市刈和野248)において、生物資源科学部の学生を対象にジョブシャドウイングを実施しました。参加者は応用生物科学科の1年生3名、生物生産科学科の2年生2名、生物環境科学科の1年生2名の計7名です。
 明治43年創業の株式会社秋田今野商店は、酒、味噌、醤油などの醸造に用いられる種麹を生産する、国内有数の専門メーカーです。また、本学と共同開発した種麹「吟味」が、県大発ブランドの日本酒「究(きわむ)」に使用されるなど、本学との関わりが深い企業です。 
 昨年に続き2回目となった今回は、今野宏社長の経営者講話、会社概要・事業概要の説明、研究室訪問、工場見学のプログラムで実施しました。
 同社には、今年から本学のインターンシップを受け入れていただき、当日はインターンシップ実習学生(応用生物科学科3年生1名)が、ジョブシャドウイングと同じプログラムで参加しました。
また、工場見学では、旧大沢郷小学校校舎を活用して再整備し、今年4月に稼働したばかりの新工場に移動し、製造工程などを詳しく説明していただきました。

 

◎ジョブシャドウイングの感想は?
・なかなか体験できないことが経験でき、本当に勉強になった。たくさんの種類の菌があり、それぞれ異なるので見るのが楽しかった。独自のフラスコもあり、いろいろなところに工夫がなされていた。
・初めて企業訪問をしたが、1社目でこんなに良いお話、見学をさせてもらって良いのかと思うほど有意義な時間だった。
・インターンシップの前にこのような経験をすることができるので、自分の将来につながると思った。
・実際に工場や研究室を見学することで、講話や意見交換では分からない現場の雰囲気を知ることができた
・社長や社員さんたちと対話をしたり、工場内を隅々まで見ることができるのは、少人数で行うジョブシャドウイングならではの体験だと思う。

 

◎この経験を今後の学生生活にどう活かしたいと思いますか?
・微生物のすごさを改めて知ることができたので、自分の中で微生物への興味をさらに高めて知識を増やしたい。
・新しいものを生み出すだけでなく、古くからあるものを見返して、そこから、また別のものを生み出すという手段もあることを知ることができた。
・今回のジョブシャドウイングで微生物への関心がさらに高まった。これからの講義や自分での学習を経て詳しく学びたい。
・大学に入学してから就職についてあまり考えたことはなかったが、今回の体験で将来のイメージが鮮明なものとなった。

 

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