本学学生がデザインしたバスが運行を開始しました!

 大潟キャンパス50年記念事業の一環として、本学が運行する学内シャトルバスのデザインを学生から募集し、令和6年4月12日(金)、上位3名へ表彰を行いました。

 バスのデザインを学生から募集し実際にラッピングするのは、初めての試みでした。「秋田県立大学の未来を創造する」をテーマに、利用する学生に親しみを持ってもらい、地域の方々に大学をもっと知って貰えるデザインで募集したところ、令和5年12月から令和6年1月までの約1ヶ月間で11作品の応募がありました。
 その中から、本学の特長を捉えたコンセプト・表現を評価されたアグリビジネス学科4年 谷口夏鈴さんのデザインが最優秀賞作品に選ばれ、秋田キャンパス―大潟キャンパス間の運行を4月1日より開始しています。
 


最優秀賞 ☆谷口 夏鈴さん☆
作品コンセプト「大学のロゴカラーである青と緑を使ったDNA=重らせん構造」
 生物的にDNAは重要で次の代へ形質情報を引き継いでいくものです。秋田県立大学での学びが学生にとって、学生の核をつくるものになってほしいという願いと、その学びがずっと続いていって欲しいという思いをモチーフにしました。また、その中に大学の写真をあしらうことで、地域の方々にも大学の雰囲気が伝わるように工夫しました。


優秀賞☆葛西 星渚さん☆
作品コンセプト「秋田県立大学生を植物と鳥で表現」
 大学入学前の自身を種、在学中に得た知識や体験を成長する茎や葉に見立てました。多様な葉の色や模様は県大で過ごした4年間での自身の複数の体験を表現しています。県大生という植物が大学卒業と同時に花を咲かせ社会という広大な青空に鳥として飛び立つ。県大生が自身の個性と大学生活中に学んだこと生かして、社会を輝かしいものの実現に貢献するという想いをバスのデザインに込めました。


優秀賞☆竹内大さん☆
作品コンセプトは「101号線 -夕日の松原-」
 側面は砂浜、松原(県大ロゴカラー)、日本海(県大ロゴカラー)に沈む夕日を表しています。また、洋上、松原に建つ風力発電を描くことによって、「現代の秋田」を示すデザインにしました。既存の学バスと並んでも違和感のないデザインにし、正面、背面は従来デザインをアレンジしたデザインにしています。


 


バス側面には、色鮮やかな秋田キャンパスや短角牛などの写真を使用しています。見かけた際は、ぜひ注目してご覧下さい。
 ご応募いただいたみなさん、ありがとうございました。