公立大学学生大会に学生3名が参加しました
公立大学学生大会に学生3名が参加しました
―被災地での活動経験語り、他大学と交流深める―
10月12日、13日に、岩手県立大学を会場に「公立大学学生大会」が実施され、31公立大学から81名の学生が集まりました。学生たちは、ワークショップやパネルディスカッションを通して、同世代の学生と交流し、公立大学と地域の関わりの在り方について考えを深めました。
本学からは、システム科学技術学部・大島克征さん(電子情報システム学科3年)、後藤良太さん(同3年)、高岡憲司さん(同2年)が参加しました。
この大会は、昨年11月に静岡県で行われた公立大学学長会議の特別ワークショップに、被災地支援・地域防災というテーマで大島さんと後藤さんが参加したことがきっかけで、その時に参加した学生同士が「全国の学生が集まる機会を大切にしたい」と、学生主体で開催した大会です。
ワークショップでは、「学生が考える地域の未来」というテーマのもと、公立大学と地域との関わりについて考えるため、地域との関わりを創出するプロジェクトを企画し、グループごとに提案しました。このうち、参加者の投票により選ばれた4グループは、直後に行われた公立大学学長会議との合同特別シンポジウム「大学・学生と地域コミュニティの協働をデザインする」で、全国の公立大学学長を相手にプレゼンテーションも行いました。
これらの活動を通して、本学の学生たちは、「公立大学学生ネットワークの活動を続けていくことは、学生が多くの発想に巡り合える貴重な機会づくりとして尊重されるべきだと感じた」(大島さん)、「公立大学として地域とどう関わっていけるのか、学生の考える機会が増えるのは良いことだと思う。来年参加するまでに、自分でも秋田で何ができるのか考えていきたい」(後藤さん)、「今後は、各地に存在する様々な学科の学生たちともサポートし合いながら活動していきたい」(高岡さん)など、学生主体の活動を行っていくうえでのモチベーションを上げることができたようでした。
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壇上で発表する大島さん | 秋田県立大学のポスター前で |