トラクタ、ローダー等の大型機械(20台)、コンバイン、田植機等の農業機械(約70台)などを保有。
整備用工具等を装備した機械整備舎があり、通常の機械整備はセンター内で行いますが、大修理等は外注しています。
1条植えから10条植えまで、水田に稲の苗を移植する農業機械。手押し式の歩行型と乗用型がある。
湛水直播播種機(たんすいちょくはんはしゅき)は水田に直接種子を蒔く機械。省力的な直播栽培は大規模農家でも一人で作業可能な栽培技術です。
コンバインとは刈取・脱穀・選別の機能をもった農業機械で、主に稲や麦の収穫後、刈り取った稲の穂先だけが脱穀機を通過して脱穀・選別されるものを自脱型コンバインといいます。
コンバインとは刈取・脱穀・選別の機能をもった農業機で、稲・麦・大豆のほか、そばや小豆、菜種や雑穀など幅広い作物に対応する刈り取った作物全体(茎や葉も含む)が脱穀機を通過して、最後に穀粒だけが回収される構造のものを汎用型コンバインといいます。
専用カッターで茎を特殊ベルトで掴み、トウモロコシの実・皮を引き上げ、もぎ取りを可能にした収穫機。
刈取って寄せ集めた干し草や藁のような作物を圧縮・梱包し、俵のような大型の牧草の束を作る作業機械。
熱による乾燥をおこない大容量の籾・麦などの含水率を下げ、貯蔵の安全性を高める機械。遠隔モニタリングシステムを装備しているものもある。
伸縮式のブームが展開することで、幅広いエリアに除草剤・農薬等を散布することができる機械。アタッチメントによって作業内容も変更可能。
おもに果樹栽培(リンゴ・梨・葡萄)において、病害虫を防除する目的で液状の農薬を効率よく散布するために用いられる薬剤噴霧機。自走式と牽引タイプのものがある。
堆肥を散布する機械の代表格。堆肥糞尿散布・運搬を目的とした機械でけん引式・自走式・搭載式があります。
土壌を耕起するためにトラクターに取り付け、犁先(すきさき)を土の中に深く刺さり込み、土をほぐすように持ち上げて、上層と下層の土を反転土壌を耕起する作業機。
耕耘爪(こううんづめ)を回転させて土壌を耕起する作業機。プラウよりも耕す深さが比較的浅めで、土の反転も少ないが、土を細かく砕き、均平に田起こしができる。
作物の種子をまく機械。苗床に等間隔で穴をあけて種を均等に入れるものや、露地栽培において種を撒く場所に印をつける道具など種まき作業の効率化、安定を図る機械。
AICに新たに導入された機械
ロボットトラクターのそばで人が監視することで、耕うんや代かきなどの圃場内作業を人が運転席にいなくても自動で作業を行わせることができます。例えば、普通のトラクターに乗車したオペレーターが無人のロボットトラクターを監視しつつ、ロボットと一緒に作業を行う「有人無人協調作業」を行うと、一人で2台のトラクターを使うことが可能になり、超省力作業が実現できます。
ロボットトラクターと同様、有人監視の下で無人で田植え作業を行わせることができます。田植え作業では常時苗や肥料の補給のための補助作業者が必要であるため、オペレーターがいらない分作業に要する人数が減って省力化が図られます。苗や肥料の補給が大変ですが、たった一人で田植え作業を行うこともできます。
ロボットトラクター・田植機と異なり、このコンバインはオペレーターが乗車していないと作業できません。収穫作業時は作物が生い茂り、中に人を含めどのような障害物があるか、現在のセンシング技術では認識できないからです。ただし、手放しで自動作業してくれます。操作に熟練していなくても、熟練オペレーター並みの作業をしてくれます。
主に農薬散布用に使用されるドローンです。AICではドローンの有効活用を図るため、農薬散布だけではなく、播種・肥料散布さらには生育情報測定でも利用することにしています。また、水稲作だけではなく、果樹や畜産でも活用できるよう、AICの技能スタッフ全員にドローンの操作講習を受講することとしています。