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施設・機器

通信インフラ

AIC敷地内に設置された
ローカル5G無線基地局

 次世代高速通信網として整備が進みつつある5Gは、「第5世代移動通信システム」のことで、映像データなどの大容量データを高速で通信できる「高速大容量」、リアルタイムで相互通信を実現する「高信頼・低遅延通信」、カメラ映像やIoTセンサ情報など多くの機器データを同時に通信できる「多数同時接続」の特徴を有しています。
 AICでは、連携協定先の協力を得て、農村地帯としては全国に先駆けてローカル5Gとキャリア5Gの基地局が整備され、AIC内圃場で利用できる環境が整いました。ローカル5Gについては、ミリ波(28GHz帯)とともにサブ6の電波も利用可能となります。すでに交付金研究プロジェクト(5Gリモート農業)で活用している他、農林水産省の「農林水産業におけるロボット技術の安全性確保作検討事業」で遠隔監視技術検証でも利用しています。また、キャリア5Gについては、スマートグラスを利用した教育支援システムにおいて活用しています。

5G活用イメージ画像

スマートグラスを使用した沿革作業支援イメージ

AICにおけるその他の高速通信網

秋田版農業情報基盤を整備・発展させていくためには、AIC自ら基盤を整備活用することが必要です。AIC内の圃場、園芸ハウス、牛舎などから多様なデータを収集するため、5G以外にも様々な通信網を整備しています。


  • 無線LANアクセスポイントの整備:圃場、園芸ハウスや牛舎等に設置されたセンサーやカメラなどからデータを収集するための無線LANアクセスポイントを設置し、学内関係者はもとより共同研究者や見学者も気軽に使える環境を整備しています。

  • LPWA基地局の設置:「LowPowerWideArea」の略で、「低消費電力で長距離の通信」を指しますが、圃場などから広域でデータ収集を行うための基地局の設置を進めています。

  • 建屋間接続のネットワーク整備:AIC敷地内には教育研究用の建屋が分散配置されています。そのため建物間は光ケーブルで高速通信ネットワークを構築するとともに、インターネットプロバイダーを介して秋田キャンパスと直接接続してインターネットに接続することができるようにしています。

作物分野[稲作/畑作]イメージ画像



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