秋田版農業情報基盤を整備・発展させていくためには、AIC自ら基盤を整備活用することが必要です。AIC内の圃場、園芸ハウス、牛舎などから多様なデータを収集するため、5G以外にも様々な通信網を整備しています。
無線LANアクセスポイントの整備:圃場、園芸ハウスや牛舎等に設置されたセンサーやカメラなどからデータを収集するための無線LANアクセスポイントを設置し、学内関係者はもとより共同研究者や見学者も気軽に使える環境を整備しています。
LPWA基地局の設置:「LowPowerWideArea」の略で、「低消費電力で長距離の通信」を指しますが、圃場などから広域でデータ収集を行うための基地局の設置を進めています。
建屋間接続のネットワーク整備:AIC敷地内には教育研究用の建屋が分散配置されています。そのため建物間は光ケーブルで高速通信ネットワークを構築するとともに、インターネットプロバイダーを介して秋田キャンパスと直接接続してインターネットに接続することができるようにしています。