【いつでも青春キャンパス】SF映画の憧れを現実に!ロボットプログラミングに奮闘中

SF映画の憧れを現実に―シニア大学生・山本さんがロボットプログラミングに奮闘中!
[左]シニア大学生の山本操さん(70歳) [右]山本さんの“先輩”  夛々 礼(ただ  れい)さんがサポート

 シニア大学生の山本操さん(70歳)は、「いつか自分の手で、映画のようにロボットを動かしてみたい!」という長年の夢を胸に知能メカトロニクス学科で学んでいます。かつては金融機関に勤め、理工系の知識は全くのゼロだったという山本さんですが、現在は若い学生たちに混じり、最先端の知能ロボティクスを学んでいます。

 山本さんは、知能メカトロニクス学科の齋藤 敬 教授[専門:医用生体工学]が担当する「知能メカトロニクス通論Ⅰ」の講義の一環として、二輪走行型ロボットの組み立てと制御に挑戦しています。設計図と向き合い、小さなパーツを一つずつ組み上げていく作業は、これまでのキャリアとは全く異なる世界です。SF映画に憧れたあの日のワクワク感を原動力に、専門用語や数式にも粘り強く取り組んできました。

 プログラミングの壁にぶつかった際、頼もしい味方となったのが、同学科4年生の夛々 礼(ただ  れい)さんです。孫ほど年の離れた“先輩”から熱心なアドバイスを受け、試行錯誤を繰り返すこと約1カ月。山本さんは、理想の動きを実現するためのコードを一歩ずつカタチにしていきました。

「あれ、動かない!」――失敗こそが学びの醍醐味
 迎えた1月26日、待望の初動作確認。緊張した面持ちでプログラムを起動させましたが、ロボットは沈黙したまま…。「あれ、動かないわ!」と思わず苦笑いする一幕もありましたが、その表情はどこか晴れやかでした。

 山本さんは、「原因を探して、またやり直します。それもまた、新しいことを学ぶ楽しさですね。」と語りました。70歳の飽くなき挑戦は、周囲の学生にも大きな刺激を与えています。夢のロボット完成に向けて、山本さんの「課外授業」はこれからも続きます。

 【生涯学習プログラム『いつでも青春キャンパス』】
 65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムです。
 

山本さんが製作中の二輪倒立ロボット「ジャイロボーイ」
 

ロボットを調整・設定する山本さん