令和7年度第3回創造工房クラブを開催しました
12月13日(土)、本荘キャンパスにて「令和7年度 第3回 創造工房クラブ」を開催しました。本イベントは、秋田県内の小学4年生から6年生を対象に、科学やものづくりへの興味・関心を育むことを目的として、年間を通じて実施している体験型プログラムです。
第3回となる今回は、「電子楽器を作ってみよう」をテーマに実施しました。
講師は、知能メカトロニクス学科の秋元 浩平 助教が務めました。
はじめに、音の正体について学びました。太鼓などをたたくことで振動が生じ、その振動が空気を揺らして耳に届くことで、私たちは音を聞いていることを学習しました。
続いて、太鼓などの楽器と電子楽器の違いについて解説がありました。一般的な楽器は物体の振動によって音が生まれるのに対し、電子楽器では電気回路によって電気が振動し、その信号をスピーカーにつなぐことで音に変換できることを学びました。
その後、今回使用するICチップや電池、スピーカーなどの電子部品について説明を受け、実際に回路を組み立てて音を出す活動に取り組みました。児童たちは、講師やボランティア学生のサポートを受けながら、慎重に電子回路を作成しました。明るさを工夫することで音程が変わることも体験し、それぞれが自分だけの電子楽器を完成させました。
完成後は、作製した電子楽器を演奏し、教室いっぱいにさまざまな音色が響き渡りました。参加した児童たちは、楽しみながら電子工学とものづくりの面白さを体感していました。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
