本学学生が日本生態学会で最優秀賞を受賞しました

 12月21日(土)から22日(日)にかけて盛岡市(いわて県民情報交流センター)で開催された、日本生態学会東北地区会第64回大会において、本学生物資源科学部の本間千夏さん(生物環境科学科4年)が地区大会賞(最優秀賞)を受賞しました。

 本間さんは、森林科学研究室の星崎 和彦 教授の親身かつ丁寧な研究指導と研究室の先輩や仲間の協力のもと、直向きにコツコツと研究に取り組んだ結果、本賞の受賞に繋がりました。

★研究発表タイトル
「温帯混交林における個体レベルの競争相手の不均衡性と生活史段階に沿った変化」
   本間千夏・板橋朋洋 (大学院生物資源科学研究科2年)・太田和秀 (大学院生物資源科学研究科2年)
 野口麻穂子 (森林総合研究所東北支所)・星崎和彦 (生物資源科学部教授)

★研究概要
 森には様々な種類の木が存在しています。それらは小さなタネから芽生えて、いつしか抱えきれないほどの大きさにまで成長します。その大きさごとに、木々一本一本の視点に立って木々の「出会い」を観察してみました。すると、いつどんな種類の木とどれほど出会っているのか、また、ある種類との出会いは一生の中でどれほど重要なのか、これらは視点となる木の種類によって大きく異なることが分かりました。

★受賞コメント
 この度は、生態学会東北地区会において最優秀賞という賞を頂いたことを大変光栄に思います。このような賞を頂けたのも、星崎先生をはじめとする森林科学研究室の先生方・皆様、また様々な方面で支えて下さった多くの方々のおかげです。日々お世話になっている多くの方々にこのような報告ができたことを何より嬉しく思います。年度末には生態学会本大会も控えており、また来年度からは大学院へ進学予定です。今回の経験を糧に、ひとつずつステップアップしていけるようこれからも努力を続けていきたいです。
 


受賞した本間千夏さん

 


研究活動の様子


研究活動の様子