家庭教育講座「家族で体験入学」を開催しました

 10月4日(日)、本荘キャンパスにて「家庭教育講座家族で体験入学」を開催しました。このイベントは由利本荘市中央公民館と本学学生支援企画WGが主催するイベントで、地域の子どもたちを対象とした科学教室です。例年は多くのテーマを用意し、多数の子どもたちに参加していただいていますが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するために、規模を縮小して実施しました。また3密を避けるため、少人数のグループに分け、集合時間と集合場所を分散するなどの対策をして、実施しました。当日は32名の参加があり、2つのテーマの教室を体験していただきました。

 工作は短時間ででき、実験は屋外でできることとして、競技用紙飛行機を作製しました。紙飛行機に思い思いの色を塗り、自分だけの紙飛行機を作製し、それを屋外で飛ばしました。競技用の紙飛行機のため、子どもたちが想像していたより遠くまで飛んだようで、紙飛行機を飛ばすたびに歓声があがりました。

 もう一つのテーマは、プログラミングで、大きな計算機室に家族ごとに間隔をとって座ってもらい、換気をしながら、実施しました。テーマはお掃除ロボットの仕組みを理解することで子ども向けのプログラミング環境Scratch上で、お掃除ロボットを動かすプログラムを作成しました。なお、このテーマは電子情報システム学科4年生齋藤裕貴さんの卒業研究として実施し、講師も齋藤裕貴さん自身が担当しました。お掃除ロボットがプログラムにより動いていることを理解し、お掃除ロボットが効率よく働くためにはどのようなプログラムを作る必要があるのか考えることができました。

 例年より小規模の教室となりましたが、子どもたちに学びの機会を提供することができ、よかったと思います。来年は例年の規模で実施できることを期待しています。
 


紙飛行機を飛ばそう


お掃除ロボットの仕組みを学ぼう