知能ロボットコンテストで5位と7位を獲得

知能ロボットコンテストで5位と7位を獲得


 去る6月19~20日、仙台市科学館で知能ロボットコンテストが開催され、本学のものづくりサークル「S.E.I.M.」のロボット5台がエントリー。4台が1次予選を通過、2台が2次予選を通過して、決勝で5位と7位を獲得しました(決勝進出8台/全78台)。
 知能ロボットコンテストは大学生を中心に多数の技術者が参加しているロボット競技会で、S.E.I.M.は「チャレンジコース」(※)に出場。今回の成績はS.E.I.M.大会出場以来の快挙です。

(※)チャレンジコース:
スタート時に競技者に渡される1個の自由ボールと、競技台上に散乱している赤・青・黄の3 色各5個のボール、計16個を競技時間内にできるだけ多く選別し、それぞれ指定されたゴールに入れることを競う。



機械知能システム学専攻 修士1年 小野隆嗣

ものづくりサークル「S.E.I.M.」は、これまで11年間、大会の様子毎年知能ロボコンに出場してきましたが、一度も決勝へ進んだこがありませんでした。しかし、今年は4チームが1次予選通過、2チームが決勝進出という好成績を収めることができました。

 

一緒に決勝進出を果たした4年生の渡辺裕樹君(7位)と協力し、動きの要素をしっかりと設計し、確実に動くロボットを作るということに重点を置いてロボットを製作しました。練習では「これなら絶対優勝できる!」という段階まで完成していたものの、決勝では想定していなかったトラブルが多々発生し、思うような結果が残せませんでした。しかし、サークルにとっては大きな前進であり、今後より良い結果を得るための礎になれたと感じています。

 会場の様子    小野さんのマシン「Blue-ray+」
  会場の様子  小野さんのマシン「Blue-ray+」