「太平山パーキングエリア活用イベント」が開催されました

木材高度加工研究所 渡辺 千明 准教授[専門:木質工法]/足立 幸司 教授[専門:木材加工学]

 令和8年4月25日(土)、秋田自動車道・太平山パーキングエリア(下り)にて、『太平山パーキングエリア活用イベント』が開催されました。本イベントは、木材高度加工研究所渡辺 千明 准教授[専門:木質工法]が事務局を務める「のしろ白神ネットワーク」が主催する民学官連携の取り組みです。木材高度加工研究所では平成26年度より、パーキング施設内の内装木質化のサポートを契機に継続して参加しており、地域の皆様へ木材の魅力を発信しています。

 当日は、秋田スギから生まれた小型電気自動車「あきたもくまる」が初お披露目され、そのユニークな姿が多くの来場者の注目を集めました。また、会場には「バネバネの椅子」や「座れる動物」、「円筒LVLベンチ」など、本学の研究成果である木製ベンチが展示され、実際に触れたり座ったりすることで、秋田スギの持つ暖かみや機能性を体感していただきました。

 その他、家族連れに大人気だった「端材の詰め放題」など、木材を身近に感じていただける企画を通じて、ドライブ途中の休憩に立ち寄られた皆様と、本学の研究や地域資源の可能性について語らう一日となりました。パーキング施設内では、本学が協力した秋田スギの間伐材を活用した掲示板やアロマボックスなどが常設されており、いつでも木の温もりを感じていただけますので、お立ち寄りの際はご覧いただければと思います。

 今後も木材高度加工研究所は、地域の大切な資源である秋田スギの可能性や『森の価値創造』を追求し、皆さまの暮らしを豊かに彩るための研究と社会実装を進めてまいります。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
 

大館市マスコットキャラクター「はちくん」

小型電気自動車「あきたもくまる

木製什器の構造を身振り手振りで熱心に解説

バネバネの椅子

木製折りたたみバリケード

木製プランターカバー

バイオ炭を活用した炭素貯留と防草対策

座れる動物

パーキング施設内の内装木質化

 木材高度加工研究所が監修し、ネクスコ東日本や地域企業と連携してパーキング施設内の内装木質化を行いました。秋田スギの間伐材をふんだんに使用し、単なる板材として使うだけでなく、乾燥技術や強度試験などを背景に、耐久性と美しさを両立させた木質空間を実現しています。高速道路の休憩施設という特性を活かし、スギの柔らかな木目が広がる落ち着いたインテリアやアロマボックスなどを設置し、ドライバーの疲れを癒やす様々な工夫が施されています。