小学5～6年生向け出張！イノベーション創造学習塾2024を開催しました

　７月２７日（土）、８月３日（土）、８月１８日（日）に秋田県立大曲工業高等学校、湯沢市立湯沢東小学校、秋田市文化創造館にて、「出張！イノベーション創造学習塾2024」を開催しました。

　本イベントは、秋田県から秋田県立大学が受託した事業であり、電動化システム共同研究センター（本学と秋田大学が共同設置）が後援となり開催する、小学生向けの出前科学教室で、工作や実験を通して再生可能エネルギーについて学びます。今回は小学５～６年生を対象とし、３日間で約１４０名が参加しました。

　「ドローンを作って飛ばしてみよう！」では、まずドローンの仕組みを学んだ後、自分でドローンを組み立て、その後実際に操作して飛ばしました。「作ろう！学ぼう！自然を使った発電機～風・光・熱～」では、風力発電、太陽光発電、地熱発電について学んだ後、それぞれの発電方法を使った工作や体験を行いました。風力発電ではペットボトルで風車を作り、実際に団扇で風を送って発電を試しました。太陽光発電では太陽光パネルとライトを使ったデモを行い、地熱発電ではペルチェ素子を使って氷と体温の温度差で発電する体験をしました。

　科学教室の最後には、air-clue株式会社の協力のもと、産業用ドローンの飛行デモンストレーションが行なわれました。熊の捜索にも活用できるサーモグラフィーカメラ搭載のドローンの飛行が行なわれ、参加者は驚いている様子でした。