「美しい炎」の写真展で最優秀作品賞を受賞!

「美しい炎」の写真展で最優秀作品賞を受賞!
-機械知能システム学専攻-

 

 11月16日から18日にかけて、つくば国際会議場で開催された第53回燃焼シンポジウムにおける「美しい炎」の写真展において、機械知能システム学専攻1年の小林耕起さんが最優秀作品賞を受賞しました。

 

■受賞作品タイトル:回転するろ紙上に発生する薔薇状火炎渦
 回転しているろ紙の外縁部に均一着火し、ろ紙に沿って燃え拡がる様子を撮影した写真です。ろ紙の回転の効果を受けて火炎が渦を巻いている様子が観察できます。このように発生した渦とろ紙が燃焼することによる自然対流の相互作用によって竜巻状の火炎が発生します。

 

◆受賞者からのコメント◆
 火災旋風は、火災の際に発生すると甚大な被害をもたらすことで知られています。しかし、火災旋風を模擬した実験を上から撮影すると、火災旋風の破壊的なイメージとは対照的な、火炎が渦を巻きながら中心方向へ流れていく美しい様子が見られます。今回、最優秀作品賞をいただいた写真は、露光時間を短く設定し、周囲を暗くして火炎をはっきりと目立たせる工夫をした結果、暗闇に咲く薔薇の如く情熱的で美しい火炎の様子を撮影することができました。
 このようにして撮影した写真が「美しい炎」として最優秀作品賞をいただいたこと、大変うれしく思っています。ご指導いただいており、出展するきっかけを下さった鶴田先生、そして、ご指導いただいている大徳先生、大上先生に感謝申し上げます。また、今井君、髙橋君をはじめとした熱科学研究室のみんなにも感謝しています。今回の受賞をひとつの励みとして、今後より一層研究に精進していきたいと思います。

 

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【受賞した小林さん】

【「美しい炎」の写真展受賞作品】