栗田養護学校科学教室を実施しました

栗田養護学校科学教室を実施しました 

 

 9月10日(木)、栗田養護学校の中等部の皆さんと先生方合わせて70名が本荘キャンパスを訪れ、本学教員による科学教室を体験しました。

 

 今回の科学教室では「風船電話を作る」と「過冷却の実験」の2つのテーマを実施しました。始めに行われた風船電話の実験では、風船の空気を通して音が伝わる様子を学びました。実験ではまず、紙コップと糸で作られた糸電話で音の伝わる仕組みを勉強したあと、糸の替わりに風船を用いた風船電話を工作しました。糸の場合は指でふれると振動が伝わらず声が聞こえなくなりますが、風船の場合は声が聞こえたまま指で振動を感じられるため、音が振動で伝わっていることを体感できます。
 次に行った過冷却の実験では、ホースから流れ出る過冷却状態の水が落下の衝撃によって氷に変化していく様子を、本学の教員が実演しながら説明しました。実験で目の前で水がどんどん凍っていく様子には、中学生の皆さんだけでなく、引率の先生方からも驚きの声があがっていました。

 いずれの実験も、難しい科学現象を応用したものでしたが、自分たちで工作したり、目の前で実験を観察することを通して、科学を身近に感じていただけたようでした。

 

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【風船電話の実験】

【過冷却水の実験】