学生自主研究グループの研究成果が国際学術誌「AgriEngineering」に掲載

 2023年度の学生自主研究グループ「アボカド探検隊(指導教員:小川敦史 教授)」の研究成果が、MDPI国際学術誌「AgriEngineering」に掲載されました。

 本研究グループは、アボカドの食べ頃を非破壊計測と保存温度により予測する技術を開発、特許出願済。
 ■特許出願 「特許出願日 2024年5月27日/熟度推定方法及び熟度変化予測方法(特願2024-085331)」

学生自主研究グループ

・研究グループ名 アボカド探検隊 
・研究課題 「アボカドの食べ頃を非破壊で予測する方法の検討」
・メンバー 生物資源科学部 生物生産科学科 寺門優、千葉漣翔、中舘陵映(現在、4年生) 
・指導教員 生物生産科学科 小川敦史 教授、豊福恭子 特任助教 

掲載論文

 本研究成果は、国際学術誌「AgriEngineering」誌に、令和8年4月1日に掲載されました。
〇論文タイトル
 『A Practical Approach for Predicting Avocado Ripeness Using a Portable Vis-NIR Device and Sensory-Based Indexing Under Various Storage Temperatures.』
〇著者
 Ogawa, A., Terakado, M., Nakadate, R., Chiba, R., Yamamoto, N.
〇DOI
 https://www.mdpi.com/2624-7402/8/4/130

プレスリリース資料

【特許出願済】アボカドの食べ頃を予測する技術を開発!!国際学術誌「AgriEngineering」に掲載

内容

 アボカドは栄養価が高く、世界規模で生産量が増加している。一方でアボカドは傷みやすいため、適時かつ適切に調整された収穫と収穫後の処理が必要です。日本において流通しているアボカドの99%は輸入によるものであり、その品質管理はより重要です。アボカドは適切な食べ頃の時期を判断するのが難しく、非破壊で適切な熟度を判断する技術が求められています。加えて保存温度により熟度がどのように変化するかの基準も求められています。本発明ではアボカドの表皮に光を照射し、光の波長に対応する反射強度を測定し、その値を処理した値と、官能試験から得られたアボカドの熟度の指標との関係より、非破壊でアボカドの熟度を測定することが可能になりました。さらに、その後の保存温度を計測することで、アボカドの熟度の増加量(食べ頃)を予測することが可能になりました。今後、本研究の研究成果をもとに企業との共同研究などを行い、アボカドの熟度を非破壊で測定する機器の開発までつなげることができればと考えています。
 

 


アボカド探検隊のメンバー


可視光や近赤外光で反射率を測定


100個以上のアボカドを食味試験


硬く未熟?それとも過熟10段階で判定

参考【ROOTS THE MOVIE vol.21】100年後の食卓を根から作る 小川 敦史 教授