卒業生インタビュー(森 大輝 氏)


ユーザーが計測する放射線・放射能の量を
国家計量標準と関連付ける役割を担っています。

 (公社)日本アイソトープ協会は、国内におけるRI(放射性同位元素)の供給から廃棄物の収集・処理までを一貫して行っている唯一の法人であり、RIの安全取扱の推進を始めとした啓発活動も行っています。私は放射線源の製造や校正業務を通じて、ユーザーが計測する放射線・放射能の量を国家計量標準と関連付けるために不可欠な役割を担っています。
 秋田県立大学を目指したきっかけは、学生自主研究制度があり学部1年生から研究活動に携わることができると知ったからです。この制度のおかげで学部1年生からポスター作成を学べました。また、学部4年生から修士課程までの3年間では、学会発表や査読付きの国際学術雑誌に筆頭著者として論文が掲載される等貴重な経験ができました。これらの経験から、論理的思考力やプレゼンテーション力が身に付き、私の社会人としての土台となっています。
 秋田県立大学は少人数教育で指導教員の先生としっかり研究活動に励むことができる大学ですので、是非皆さんが秘めている可能性をこの大学で開花させてみませんか。