陳准教授が日本食品工学会で奨励賞受賞!

陳准教授が日本食品工学会で奨励賞受賞!

 

応用生物科学科の食品・醸造グループの陳先生が日本食品工学会で奨励賞を受賞しました。
受賞対象研究は「近赤外分光法による食品素材の理化学特性分析に関する研究」です。
 
この研究は、農産物や果実などの固体食品原料・素材をはじめ、米粉などの粉状の食品素材、牛乳や果汁などの液状の食品素材、さらに海水やにがりまで幅広い物質を研究対象とし、「近赤外分光法」という手段を用いて、これらの食品素材の理化学的な特性を知るための「迅速分析法」や「非破壊分析法」の開発を目標として行われたものです。

 

さまざまな食品の状態に応じた「近赤外スペクトル」の測定方法を考案し、そのスペクトル特徴に対応した解析方法を研究することにより、近赤外分光法の特長を活かした生乳や果汁などの液状食品の「成分迅速分析法」、じゃがいもなどの固体食品の理化学的な特性を知るための「非破壊分析法」を開発しました。