県大スコップレンジャー出動中!

県大スコップレンジャー出動中!

―由利本荘市や美郷町で除雪ボランティアを実施―

 

 

秋田県内は今年も大雪に見舞われ、特に山間地では除排雪作業に不安を募らせている人々が少なくありません。こうした現状を踏まえ、本荘キャンパスでは学生と教職員による除雪ボランティア隊「県大スコップレンジャー」を結成。これまでに高齢者宅や被災地からの避難住民宅など、3回にわたって除雪活動を行いました。

 

スコップレンジャーの登録者数は現在50名以上。出動の要請があると、都合のつくメンバーが選抜され作業を行います。

とはいえ、学生の多くは秋田県外出身。ほとんど雪の降らない土地で育ったメンバーは、最初のうちはどのような手順で作業を進めればよいか分からなかったそうです。しかし、岐阜県出身のスコップレンジャー隊長・後藤良太さん(電子情報システム学科1年)によれば、「活動中は地元の皆さんと協力しながらの作業だったので、“ベテラン”の効率の良い動きから多くを学ぶことができた」のだとか。出動回数を重ねるたびに、メンバーの動きも頼もしくなってきました。

 

 由利本荘市・赤田地区での除雪作業 美郷副町長から出動前の激励

 由利本荘市・赤田地区での除雪作業(1月28日)

 美郷副町長から出動前の激励(2月16日)

 

 

2月17日の除雪作業で“レンジャーデビュー”したのは機械知能システム学科4年・貝沼俊哉さん。愛知県出身の貝沼さんは、4年間育ててくれた由利本荘市の皆さんに感謝の気持ちを伝えたいという思いで参加を決意しました。寒い中の不慣れな作業で戸惑いもあったようですが、「他のメンバーの動きを見ながら作業を覚えることができた。除雪作業は良い経験になったし、私たちの力が少しでもお役に立てたのであれば嬉しい」と話しました。

 

雨水を過ぎ、わずかながら春の気配を感じられる日も増えてきた今日このごろ。しかし、もうしばらくは大雪に対し油断ならないのも事実です。もし急な積雪で困ることがありましたら、「県大スコップレンジャー」をお呼びください!

 

 

 ◆これまでの活動◆

 第1回 1/28(土) 由利本荘市(赤田地区) 高齢者宅等7軒 学生・教員 12名
 第2回

 2/16(木)

 美郷町(六郷地区・千畑地区) 高齢者宅4軒 学生・職員 24名
 第3回 2/17(金) 由利本荘市(上川大内地区) 被災地避難住民宅1軒 学生・職員 13名

 

 

 

 これが多くの隊員のデビュー戦 冬の秋田の平和は俺たちが守る!

 これが多くの隊員のデビュー戦(2月16日)

 冬の秋田の平和は俺たちが守る!(2月17日)