機械知能システム学科(H30学生募集停止)

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本学科では、人工知能を持つロボットの技術開発に代表されるように、これからのものづくりの基本となる諸機械や部品の知能システム化について多面的に学んでいます。

授業では、ものづくりの基本要素である製品や部材の力学的特性、熱の伝わり方、機械の制御等の基礎知識と技術を習得するとともに、ロボット工学やコンピュータを利用した設計法やシミュレーション技術といった高度な技術に触れる機会を設けています。また、材料、加工、熱流動、制御、情報処理などの機械の設計に関わる様々な分野について学ぶとともに、これらを総合して応用できるようなカリキュラムが組まれています。

ものづくりの現場の状況と条件を的確に把握し、柔軟でしかも果敢に対応できる技術者に養成すること、これが本学科のねらいです。

取得可能資格

  • 高等学校教諭一種免許状(理科・工業)
  • 一級技術検定(受験資格、他実務経験等の必要あり)
  • 二級技術検定(受験資格、他実務経験等の必要あり)

活躍が期待される分野(就職分野)

●機械開発/構造設計 ●エンジン/熱流体設計 ●制御・計測/メカトロ設計 ●生産技術/品質管理 ●セールスエンジニア

就職先一覧

カリキュラムの特徴

  • 人間・機械・環境を融合し、他分野も見据えたシステム思考の習得
  • 半年で単位修得できるセメスター制によるカリキュラムの編成
  • ものづくりを重視した実践的教育
  • 民間企業出身の教員も多く、実践力ある教育への触手

こんな学生を待ってます

次の能力、素養を習得する意欲のある学生

  • 自分で考え、行動する能力
  • 数学、物理などの応用能力
  • 積極性、責任感、コミュニケーション能力
  • 社会人としての基本マナー

講座制におけるグループ構成と研究内容

材料構造工学講座

強度・信頼性評価研究グループ

  • 機能性材料と複合材料の変形・内部損傷過程の解明と予測
  • 生分解性高分子複合材料の創製および実用化に関する研究
  • 機械材料や岩体に存在するき裂の振動を用いた評価法の開発

材料創製・加工研究グループ

  • 超急冷技術による材料の組織制御と新しい構造・機能材料の開発
  • 超音波や電磁場などを援用した精密・微細加工技術の高度化開発
  • 機械的微粉砕を利用した木質バイオマスの利用に関する研究

熱・流体工学講座

熱科学研究グループ

  • 熱エネルギーの利用および制御の研究
  • 放電やプラズマの特性を利用する環境負荷の低い新技術の研究
  • 植物由来のエネルギーや素材の高度利用の研究

流体科学研究フロンティアグループ

  • 新規機能性サスペンションや機能性流体開発のための基礎研究
  • 超伝導体と磁性流体を用いた高効率アクチュエータの開発
  • 生物・バイオ材料に関する流体科学的及び医工学的な基礎研究

生体知能工学講座

ロボット・メカノシステム研究グループ

  • 国際貢献に関連するロボットとメカニカルシステムの開発
  • 安全・安心の社会を構築するための簡易計測システムに関する研究
  • メカトロニクス知能制御手法の開発と生体力学柔軟デバイス開発

人間支援メカトロニクス研究グループ

  • 次世代自動車・運転支援システム、交通事故を減らす予防安全研究
  • 細胞機能改変による先端医療応用、高度移動型生活支援ロボット
  • 人に優しい知能化技術、機械学習の応用化研究とロボットビジョン

機械知能システム学科 専門科目

●材料力学Ⅰ ●材料力学Ⅱ ●材料力学Ⅲ
●機械材料学 ●知能材料学 ●破壊力学
●知能機械製作学 ●加工工学 ●生産システム工学
●熱力学Ⅰ ●熱力学Ⅱ ●熱エネルギー変換工学
●流体力学Ⅰ ●流体力学Ⅱ ●エネルギシステム工学
●計算力学 ●機械力学Ⅰ ●機械力学Ⅱ
●機械設計工学 ●CAD/CAM ●制御工学Ⅰ
●制御工学Ⅱ ●メカトロニクス ●機構学
●機械知能学 ●ロボット工学 ●物理学Ⅲ
●応用数学Ⅰ ●応用数学Ⅱ ●数値計算
●数値シミュレーション法 ●計測工学 ●機械知能システム学特別講義
●工学英語 ●課題研究 ●セミナー
●機械知能システム学演習Ⅰ ●機械知能システム学演習Ⅱ ●機械知能システム学実習
●機械知能システム学実験 ●プログラミング言語演習 ●数学および物理学演習
●応用数学演習 ●設計製図Ⅰ ●設計製図Ⅱ
●卒業研究 ●インターンシップA ●インターンシップB

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