「いつでも青春キャンパス」 開講記念 若宮正子さん講演会を開催しました
3月13日(月)、あきた芸術劇場ミルハス 中ホールにおいて、本学と秋田魁新報社が県民の生涯学習支援と地域活性化を目指し連携・展開する生涯学習プログラム『いつでも青春キャンパス』の開講記念講演会を開催しました。本講演会では、「世界最高齢のアプリ開発者」として知られる若宮正子さん(87歳)を講師にお迎えし、「人生100年時代をどう生きるか」と題してご講話いただきました。間もなく88歳を迎える若宮さんは、定年退職後にパソコンを始め、独学でプログラミングに挑戦、81歳のとき、iPhoneのアプリ「hinadan」を開発、Apple社に評価され「世界最高齢のアプリ開発者」として紹介されました。現在は、国連等のイベントで講演したり、デジタル庁デジタル社会構想会議構成員を務めたりするなど、多彩な活動を展開しています。
若宮さんからは、これまでの自身の人生を振り返りながら、生涯を通じた学びや新しいものを生み出す力の重要性、健康でイキイキと暮らすためのヒントなどについてユーモアを交えてお話をいただき、聴講した約800人は熱心に耳を傾けました。年齢に関係なく好奇心を忘れない「ハッシュタグ型」人間のすすめや、シニアこそデジタル技術に親しむ必要性を強調し、「大事なのは新しいものを作り出すこと。周りの目は気にせず生涯を通じて学び続け、創造的に生きていこう。」と呼びかけました。
本講演会を通して、何歳になっても新しいことに挑戦することの大切さや生きることの素晴らしさを感じていただけましたら幸いです。
本講演会には特別協賛として、株式会社アイネックス様、株式会社JAWA様、協賛として、株式会社秋田ケーブルテレビ様から多大な御支援をいただきました。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。なお、本講演会の模様は、秋田ケーブルテレビにて放映するとともに、本学公式You Tube(AkitaPrefecturalUniv)でもダイジェスト版を配信する予定です。
世界最高齢アプリ開発者 若宮 正子 さん
劇団わらび座 ミュージカル
オープニング「歌と踊りのステージ」