学科の教員

アグリビジネス学科教員

ジャンル別講師の詳細プロフィール

CONTENTS

高津 英俊 (助教) たかつ ひでとし

所属:アグリビジネスマネジメント
専門分野

農業経営学(農業経営学をベースとした人材育成論の構築)

主な担当科目

学部担当科目  コンピューターリテラシーⅠ・Ⅱ、日本農業の社会経済論
大学院担当科目 

現在取り組んでいる研究テーマと概要

あきた型農業人材確保・育成システムの開発及び基礎研究…秋田県でも経営の法人化や雇用経営の増加など農業経営の新たな方向の進展に伴い、人材の確保・育成について、従来の世襲型ではないシステムが求められています。こうした新たな経営展開のために人材確保の方法確立や雇用後のキャリアパスの具体化が必要になっています。そこで秋田県の実態の即した人材確保・育成システムの検討を実施しています。

技術相談に応じられる分野

① 新規就農者(新規参入者)の就農支援方策,農業法人職員の従業員教育。
② その他、地域農業マネジメントに関すること。

指導できる自主研究

① 農業・農村において活躍できる人材の開発・育成に関する研究
② その他、地域農業の振興方策に関わる研究

農業のみらいを支える人づくり

〔研究内容に関連する高校の授業科目〕
普通科等:地歴・公民
農業高校等:農業経済、農業経営、グリーンライフ

先進国の共通の課題として、農業の働き手の不足が指摘されています。一国の経済が発展するにつれて、農業部門の割合が小さくなることを、この経済法則を発見した2人の学者の名前をとって「ペティ・クラークの法則」と言います。日本でも今後急速な農業の働き手の減少が予測されており、この問題への対応としてAIやドローン等を利用したスマート農業の普及や国外から労働者を求める動きも活発になっています。
その一方で、1980年代後半から農家の子供だけでなく幅広い人から農業者になりたい人たちを集め、その支援を行う仕組みが作られてきました。2000年に入ると、多様な人々が農業を職業として、農村を生活の場として指向するようになります。「田園回帰」という言葉が象徴するように、現在も向農志向を持つ人は多くいます。
私は、農業に就きたい人が円滑に就農し、一人前の農業経営者となるための教育や支援のあり方について研究しています。アグリビジネス学科の教員といっしょに日本農業の未来を支える人づくりについて考えてみませんか。

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