専門分野

農業経済学、支援システム論、地域経営論

主な担当科目

学部担当科目　　農業・食料政策学Ⅰ、農業制度利用論、日本農業の社会経済論
大学院担当科目　食と農のマネジメント論、土地利用型農業経営論

現在取り組んでいる研究テーマと概要

研究テーマ：「持続化に向けた農業・農村の再構築―地域メカニズムと誘導条件－」
新しい時代の持続安定した農業・農村のあり方を、実際の地域をベースにして、諸外国の動向も視野に入れて検討しています。

技術相談に応じられる分野

指導できる自主研究

これからの農業・農村地域形成に関するテーマは、学校における農業教育などを含めて幅広く対応いたします。

持続的な農業や農村を生み出す

〔研究内容に関連する高校の授業科目〕
普通科等：公民、地理歴史
農業高校等：農業経営、農業経済など

生きるためには食料生産が不可欠なのに、多くの先進国で、農業・農村が活気をなくしていくのは不思議ですね。皆さんは、漠然とした不安を感じているかもしれませんが、一方で、「どうしようもない！」と思っていませんか？持続的な農業・農村を生み出すことをあきらめてはいけません。それは、皆さんだけでなく、多くの人々や、子供や孫の世代にまで影響するからです。私の研究では、農業・農村を地域のまとまりとして捉えます。そして、地域をひとつの会社のように考えてみます。地域が衰退するということは、会社に必要な何かの役割が欠けるためだ、と考えてみています。
ここから、地域の持続化に向けて、農家の皆さん、関連産業の人々、あるいは地域に暮らす市民や役所が、どのような関係をつくり、考え、行動すればよいのか、新しいメカニズムのアイデアを検討しています。皆さんも、ぜひ、いっしょに考えましょう！