システム科学技術研究科

「入学者受入れの方針」 (アドミッション・ポリシー)

1.博士前期課程

 学部教育を基礎として、システム思考に更に高度で先端的な厚みをもたせ、分野横断的な能力を養うことにより、グローカルに発展的な未来を切り開くことを目指す人材を受け入れる。
 上記に加え、次のような資質をもつ人を求めている。
 
【総合システム工学専攻】
・工学に関する基礎・専門知識と一定の研究能力を有し、自らの専門となる分野のより高度な専門知識とそれに関連する分野について学ぶことにより、システム思考を活用できる能力を有する技術者あるいは研究者を目指す人
・高い倫理観と責任感を有し、工学的観点から企業や地域社会の課題を発見し、解決できる能力を身につけることを目指す人
・グローカルに活躍できるプロジェクト推進に必要な協働力やコミュニケーション能力を身につけることを目指す人
 
【共同サステナブル工学専攻】
・工学分野の基礎を有し、複数の工学分野の専門知識を統合することにより持続可能な社会の実現を目指す人
・輸送機械の電動化や再生可能エネルギーの利活用、資源循環に関する研究に取り組むことで地域産業の活性化に貢献する意欲のある人
・世界規模での問題意識を持ち、国際的視野で課題解決に取り組む意欲のある人
 

2.博士後期課程

 複数の分野を統合する広い視野と明確な問題意識をもち、高度技術研究者を目指す人材を受け入れる。
 上記に加え、次のような資質をもつ人を求めている。
 
【総合システム科学専攻】
・前期課程での研究実績とともに、複数の分野を統合する高い立場から広い視野で物事を分析する能力と、問題解決に向けた明確な目標を有する人

入学者選抜の基本方針

1.博士前期課程

【推薦特別選抜】
 書類審査では受験時までに修得した工学に関する基礎・専門知識を評価し、面接では研究能力、倫理観、責任感、課題発見・解決能力、協働力およびコミュニケーション能力を評価する。
 
【一般選抜】
 学力検査では英語能力(TOEICスコア)に加え、受験時までに修得した工学に関する基礎・専門知識を評価し、書類審査・面接では研究能力、倫理観、責任感、課題発見・解決能力、協働力およびコミュニケーション能力を評価する。
 
【社会人特別選抜】
 書類審査と面接で受験時までに社会人として修得した工学に関する基礎・専門知識と研究能力、研究実績を評価し、面接では倫理観、責任感、課題発見・解決能力、協働力およびコミュニケーション能力を評価する。
 
【外国人・帰国子女特別選抜】
 学力検査では受験時までに修得した工学に関する基礎・専門知識を評価し、書類審査・面接では研究能力、倫理観、責任感、課題発見・解決能力、協働力およびコミュニケーション能力を評価するとともに本学で研究と学修するための日本語や英語等の能力も確認する。
 
【学部3年次学生を対象とする特別選抜】
 学力検査では英語能力(TOEICスコア)に加え、受験時までに修得した工学に関する基礎・専門知識を評価し、書類審査・面接では研究能力、倫理観、責任感、課題発見・解決能力、協働力およびコミュニケーション能力を評価する。
 

2.博士後期課程

【一般選抜】
 書類審査と面接で博士前期課程等における研究実績について評価し、面接では専門知識、幅広い視野で物事を分析する能力および問題解決能力を評価する。
 
【社会人特別選抜】
 書類審査と面接で受験時までの社会人としての研究実績について評価し、面接では専門知識、幅広い視野で物事を分析する能力および問題解決能力を評価する。
 
【外国人・帰国子女特別選抜】
 書類審査と面接で受験時までの研究実績について評価し、面接では専門知識、幅広い視野で物事を分析する能力および問題解決能力を評価するとともに本学で研究と学修するための日本語または英語等の能力も確認する。