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2017-12-26
  
秋田県立大学 全国高校生建築提案コンテスト2017 
「ともに いきる 遺産」 審査結果発表

 
【総評】
 第11回全国高校生建築提案コンテストは、「大切にしたい何か」について建築や都市に関する取り組みや設計提案を考えていただくことを目的に、「ともに いきる 遺産」というテーマとしました。
 
 何かを大切にすることを、建築や身近な街を題材に考えることは、地域で共有する空間や居場所のあり方を模索することはもちろん、地球温暖化、少子高齢化などの課題に取り組む上でも、重要であると考えられます。貴重な建築遺産や文化遺産が失われたという報道や、ユネスコ世界遺産や無形文化遺産などのような話題もあり、昨今こうした「遺産」について、建築でも考える機会が増えていると思われます。今回は、高校生の皆様のテーマに対する関心の高さがうかがえる豊かな発想の作品が多数よせられ、審査員一同、興味深く審査をさせていただきました。
 
 応募作品の傾向をおおまかに分類すると、1)地域資源を活用するための場や視点を与える計画(例:風景や伝統文化を観光やまちづくりに活かす建物)、2)すでにある地域資源をリノベーションし、新たな利活用を提案(例:古民家のある街並みを住宅以外の公共施設として活用、廃校を地域の方達のための文化施設として活用など)、3)古い材料(解体した家や家具)などを人々の記憶をつなぐよりどころとして活用する提案、4)伝統文化などの活動の場の提案、などがみられました。

 
 今回の応募作品は、ほぼ全ての作品に、評価に値する何らかのアイデアが提案されていました。発想力や地域の課題を発見する力は、全ての応募作品に見いだすことが出来ました。相手にアイデアをつたえる表現力や、丁寧な調査や分析を行う力をさらに延ばしていけば、より高い評価に結びつく作品となる可能性を秘めたものも少なくなかったように思います。

 
 今回のテーマは解釈の幅が広く取り組みやすいものの、詳細に検討をすすめる上で難しくなる課題であったと思われます。その結果、提案内容を多角的にみなおし、総合的に仕上げることに、時間をかけられなかった方も多かったのではないかと思います。今後、まちづくりを考えたり、設計にとり組む際の参考としていただければと思います。

 
 最後になりますが、応募いただいた高校生の皆さん、ご指導下さった先生方に、深く感謝いたします。

建築環境システム学科 学科長 西田 哲也 
  
【審査結果】
■最優秀賞(1点)
「町とちびっ子とともにいきる小見世」
尾澤 正江(埼玉県立熊谷工業高等学校3年)
 
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※クリックすると拡大します。 
 
■優秀賞(2点) 
・「そうだ!お茶を飲もう。 ~茶産業活性化大作戦~」
植松 駿、相原 哲生、西村 友貴、糠谷 勇輔、福井 舞(静岡県立科学技術高等学校2年)
 
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※クリックすると拡大します。 

・「TRACING THE PAST」
柿原 美咲(東京都立田無工業高等学校3年)
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※クリックすると拡大します。  

■佳作(6点) 
・「Let's learn the 地元」
阿部 穂積(秋田県立由利工業高等学校3年)
・「笑顔あふれる心のふるさとスペース(ぬくもリビング)」
高橋 理央 (秋田県立秋田北高等学校2年)
・「時間旅行 ~過去から未来へ~」
楠田 莉菜(静岡県立島田工業高等学校3年)
・「知って、感じて、深める遺産  ~別府らしさを求めて~」
中西 陸、田口 武瑠(大分県立鶴崎工業高等学校3年)
・「ヨリミチノオト ~まちなかの過ごし方を記憶します~」
三木 さやか(鳥取県立米子工業高等学校2年)
・「おじいちゃんと青空。」
森 彩乃(三重県立四日市工業高等学校2年)
 
【応募状況】 
■応募総数:49点(県内応募14点)
■応募高校数:28校(19都府県)
 
【賞状・記念品等の送付について】
入賞された方への賞状と副賞、応募された方全員への記念品と作品評は、12月中旬~12月下旬に発送する予定です。最優秀賞および優秀賞を受賞した皆様には、副賞の希望確認のためご連絡いたします。
 

【参考サイト】
 ●建築環境システム学科運営ページ
 
※ご質問、ご不明な点がございましたら、下記連絡先までご連絡をお願いします。
 

秋田県立大学本荘キャンパス 建築提案コンテスト係
(本荘キャンパス事務局 総務・企画チーム)
TEL 0184-27-2000
E-mail office_honjo@akita-pu.ac.jp

 

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