「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に採択されました

「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に

採択されました

 

 文部科学省 平成24年度「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に、本学が幹事校として申請した「産官学連携による地域・社会の未来を拓く人材の育成」が採択されました。この事業は、連携する16大学等(室蘭工業大学、小樽商科大学、弘前大学、岩手大学、秋田大学、山形大学、札幌市立大学、青森公立大学、岩手県立大学、会津大学、旭川大学、北翔大学、千歳科学技術大学、岩手県立大学盛岡短期大学、岩手県立大学宮古短期大学、桜の聖母短期大学)とともに、今年度から平成26年度まで(予定)実施します。

 

 この取組は、北海道・東北ブロックにおける「地域・社会のニーズを学生に知らせる(ミスマッチを解消する)」ものです。「学生が将来目標を具体的に持てていない」、「地元を含め社会や企業を十分に知らない」、「学業(学生生活)と社会・未来がリンクしていない」という現実、また他地域に比べて学生が「大人しい」、「発信力・自己PR力が弱い」と評されるなど真面目だが大人しい学生が多い点、加えて東日本大震災が今だに地域情勢に大きな影響を与えている点などが地域の課題だと認識しています。こうした中、産業界や大学が「未来を語る」ことで学生の積極性や目標意識を引き出す必要があります。雇用情勢が悪く夢や希望を持ちにくい地域だからこそ、将来のために「何をしたいのか」、「何ができるのか」、企業が、大学が、学生がそれぞれ考え、意見交換し、行動することが必要であり、本取組を通じて、企業と学生の意見や立場をつなぐことがキーになると考えています。