子吉川レガッタ2013に向けて(10)
ボート選手の食事.

ボートの練習は,レガッタの数週間前にピークを作る.
インカレや国体など大舞台では1ヶ月前,市民レガッタ級では1〜2週間前が望ましい.
期間としては,前者は1週間程度,後者は2日間くらいが目安である.
1日では足りない.週末の2日は確保したい.

この期間の練習は,オーバワークになっても問題ない.
故障しない程度に漕ぎ込む.
漕ぎ続けて,限界を知り,限界を越えるという体験を,肉体的にも精神的にも経験する.
後半は,艇速が落ちるくらいまで練習を続けても構わない.

その後は練習量を落として調整に入る.
徐々に疲労から回復する.
疲れが取れると,体が軽くなり,本番に向けて,今まで以上に艇速が伸びる.
艇速が伸びなければ,ピーク時の練習量が足りないことになる.
疲れが取れない時は,年齢との相談が必要である.

さて,この頃から食事にも気をつけなければならない.
タンパク質の摂取を減らして,炭水化物を多く取る.
最近流行の低炭水化物ダイエットなんて,もってのほか.
炭水化物がエネルギを作るので,たくさん摂取する.
体重が増えるくらい食べてもよい.

動物性タンパク質,つまり肉はなるべく控えよう.
レガッタ当日のBBQは要注意で,レースが終わるまで我慢しよう.
肉を食べれば,確実に負ける.
欲しがりません勝つまでは,の大和魂で我慢しよう.

当日の朝の食事は,消化の良いうどんやよく茹でたパスタがいい.
レース直前は,バナナを食べて即効性の栄養を補給する.
レース後はオレンジジュースを飲んで,溜まった乳酸を分解する.

子吉川レガッタは,地域のお祭りでもある.
なので至るところから,おいしそうな香りが漂っている.
水溶性の炭水化物を,麦や米の醸造飲料で補充しているクルーも見受けられる.
お祭りだけど,やはり勝負事である.勝つことに意義がある.
タンパク質と醸造飲料は,祝勝会まで取っておきたい.

| ボート | 15:43 | comments (x) | trackback (x) |

  
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