学生自主研究

学生自主研究

 

学生自主研究は新入生と2年生が行うことができる制度です。学生は研究テーマを決定し、グループを組織し、計画を立てて実施することになります。また、指導教員が必要なアドバイスを行い、実験スペースや機材、そして研究資金を交付して、学生の研究をバックアップします。この制度は主役が学生自身です。入学前から興味を持っているテーマやこれから自分が取り組もうとする分野などに積極的に取り組むことができます。

応 募 資 格
1・2年次の学生が行うことができます。なお、3年次以降は、本格的に専門分野の研究を行うこととなります。
研 究 期 間
研究は、その研究を開始した年度内に終えることが原則です。翌年度も引き続き研究を行いたい場合には、再度、応募することができます。
研 究 資 金
1件あたり15万円程度を限度として、大学は各研究グループに資金を交付します。研究計画に沿って、計画的に研究を行うことが必要になります。

学生自主研究レポート

 

秋田県立大学機関リポジトリ

学生自主研究の研究成果(平成28年度研究成果~)は秋田県立大学機関リポジトリで閲覧することができます。


システム科学技術学部[研究例]レポート

★研究テーマ
セルフビルド可能なサウナキットの開発
★チーム名 
 e s p r e s s o
★メンバー 建築環境システム学科/6名
 伊藤  仁 (秋田県/由利高校出身)
 中村 珠凪 (岩手県/盛岡北高校出身)
 阿部 悠世 (岩手県/水沢高校出身)
 飯濱 成希 (新潟県/国際情報高校出身)
 佐藤 陽斗 (岩手県/黒澤尻北高校出身)
 篠原慶太朗 (栃木県/矢板東高校出身)
★指導教員
 板垣 直行 教授(建築環境システム学科)



Q. 取り組んだ学生自主研究について教えてください。

 私たちは、木材の新しい使い方を考え、近年人気が高まっているサウナに注目しました。そこで、誰でも気軽に利用でき、好きな場所へ持ち運べるサウナを制作しました。材料には秋田県でも身近なスギ材を使用し、軽くて運びやすいだけでなく、高い断熱性によって快適なサウナ空間を実現しています。木の温もりを感じながら自然の中でも楽しめる、新しい木造建築の可能性を提案しています。

Q. 学生自主研究で得たことや良かったことを教えてください。

 この自主研究を通して、木材の特性や建築材料としての可能性について深く学ぶことができました。また、断熱性や軽量性などの性能を考慮しながら設計を進めることで、建築における材料選択の重要性を実感しました。さらに、アイデアを形にする過程で、課題を発見し改善する力や、チームで協力してものづくりを行う力を身に付けることができました。自分たちの考えたサウナが実際に形となり、木材の新たな活用方法を提案できたことが大きな成果でした。


生物資源科学部[研究例]レポート

★研究テーマ
ヒト乳癌細胞の運動性に及ぼす
神経ペプチドの影響
★チーム名 
 Pink Reborn
★メンバー 応用生物科学科/1名
 中山 莉穂(千葉県/江戸川学園取手高校出身)
★指導教員
 村田 純 教授(応用生物科学科)

Q. 取り組んだ学生自主研究について教えてください。

 癌で死に至る最大の要因は、転移です。この転移形成に重要な癌細胞の運動性を抑制することができれば、癌転移を抑制できると考えられます。今回は、女性の部位別癌死亡率が第4位の乳癌に着目し、神経ペプチドが癌細胞の運動性にどのような影響を及ぼすかについて研究を行いました。その結果、オキシトシンとプロラクチンという2つの神経ペプチドが乳癌細胞の運動性を抑制することを明らかにしました。

Q. 学生自主研究で得たことや良かったことを教えてください。

 学生自主研究では、癌の知識や実験の基礎技術を先取りして学ぶことができ、私にとって大きな強みとなりました。村田先生から教わった内容は、3年生になった現在の講義をより深く理解する土台になっています。また、研究を通して乳癌への興味が大きく膨らみました。熱心にご指導くださった村田先生との素晴らしい出会い、そして深い信頼関係を築くことができたのは、学生自主研究の最大の魅力だと思います。