本学修了生と教員がセメント協会論文賞を受賞!

 

第42回(2014年度) セメント協会論文賞を受賞!
―建築環境システム専攻 建築材料学研究グループ―
博士課程2012年修了の佐藤あゆみさん(現・熊本大学助教)
石山智助教、山田寛次教授との共著

 

 

 セメント協会論文賞は、前2カ年の内に「セメント・コンクリート論文集」に掲載された査読論文の中から、学術及び技術上の進歩発展に寄与したと認められる論文に贈られます。今年度は、対象論文176編の中から、本学修了生である佐藤あゆみさん、建築環境システム学科の石山智助教、同学科の山田寛次教授の三氏の共著論文が、他者の三編とともに選ばれ、5月14日(水)に表彰を受けました。

 

 当該論文は佐藤さんが、石山助教、山田教授の指導の下に作成した博士論文の内容を基に、修了後すぐに投稿したものです。論文は建築環境システム学科だけでなく、電子情報システム学科、機械知能システム学科、秋田工業技術センター、岩手工業技術センターの協力を得て、コンクリートの界面が脆弱化するメカニズムを解明した内容になっており、審査委員長の東京工業大学坂井悦郎教授から、コンクリートの界面研究に新たな展開をもたらしたと評価されました。

 

 ※右側写真は、Caマップを基に界面における骨材の壁効果を論じたものです。

 

 

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 石山助教(左)と山田教授(右)

 骨材の壁効果(左:Caマップ、右:模式図)