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写真1リビング・ダイニング・キッチン・和室:

和室はリビングの続きになっており,床レベルの差が450mmある。この数値は概ね椅子の高さである。居酒屋などのテーブル席と畳の席があるとき,畳の高さが高くなっていることが多い。あれと同じ。普段はあけっぱなしで使って,お客さんが来た場合は戸を閉めて寝室として利用できるようになっている。

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1998年からの2年間は別荘として利用していたのだが,その後定年退職した施主は,この家で暮らしている。このため,当然であるがいろいろ手が加えられている。エントランスに庇がなかったのであるが,現在庇が増設されている。また,前のページでもふれたが,玄関の上の吹き抜けがつぶされロフトが拡張された。風呂の側の勝手口のあたりに屋根も増設され,庭いじりなどの際に利用しやすいようになっている。

こうした改造や暮らしの変化というのをみていくのも僕は面白いと思っている。完成度の高い芸術作品として建築を考えた場合,あまり変わって欲しくないし勝手に改造して欲しくないと思うだろうが,変化の余地が沢山ある建築を設計し,その変化の方向性がこちらの想定した範囲であればOKではないかと思う。

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