平成20年度 公開講座
生き物が作る毒や薬の話
第3回 9月6日(土)13:30~16:00
応用生物科学科 助教 常盤野 哲生
食べ物につくと困る青かびが実は病気を治す抗生物質を作っていたり、よく食べる海産物がある季節だけ毒をもって食中毒を起こしたりと、身近な生き物が作る色々な成分は、私達の生活に深い関わりがあります。このような成分の研究例や、その研究がどのように利用されているかについて紹介します。
醸造酵母の開発
第3回 9月6日(土)13:30~16:00
応用生物科学科 准教授 中沢 伸重
酵母は清酒、ビール、ワインやパンの製造には欠かせない微生物です。人類はそれぞれの製造に適した酵母を、長い年月をかけて選抜してきました。目的にあった新しい酵母を開発するにはこのような自然選抜だけではなく、人為的に操作しなければなりません。本講座では掛け合わせによって新しい酵母が開発できることを紹介します。